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2009年5月、新しく建て直された浴室に入浴。無料。地図上は登別駅のすぐ近くとなっていますが、徒歩で行くには駅の裏手へ踏切を渡って15分かかります。海岸への入口には崖崩れ進入禁止の柵があり、奥に進んで崖の上にぽつんと建つ小屋が温泉です。崖崩れのため、岸から離れたところに建て直したばかりですが、以前の写真とあまり変わっていません。持ち寄った建材で作ったお手製の小屋。脱衣所は一つ。浴槽も一つ。設備は着替えのカゴがあるだけのシンプルなものです。
お湯はくすんだ緑白色の濁り湯。引かれた源泉からは適温の湯が大量にかけ流されています。微かな硫黄臭と、鉄など金属類の味がします。石けんがまったく泡立たないことから成分の濃さを推測するに留まります。かけ流しの量と手作り感満載の浴室はかなりのマニア向きと思われます。
路上駐車に対する置き引きも報告されているようなので注意は必要です。24時間入浴は可能でしょうが、電気がないので夜は真っ暗でライトが必要です。周りは断崖ですので夜の入浴は避けた方がよいでしょう。1人が参考にしています