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やーっと・・・念願だった法師温泉・長寿館への宿泊へ行ってまいりました。
10月11日、水曜日。群馬は雨なり。
前日の仕事がなぜだかたてこみ徹夜になってしまい、ほぼふらふら状態でゆーっくり運転しながらいったのですが、いや~ 着いて見ると、鬱蒼たる森のオゾンの香り、法師川の背音の出迎えで・・・心から来てよかったと思いましたね。
到着は15:30頃、すぐ湯浴みにいきました。すると、なんと時間の関係か、湯浴みのお客、ぼ、僕だけではありませんか。ああ、と疲れなんかその時点でぶっ飛んじゃいましたね。超ラッキー! 無論、黄昏がつのるごとにほかの湯浴み客もどさどさ湯浴みにきたのですが、はじめの30分くらいはほとんど独占に近かったです。(^~^;)>
あ。米国からの60代のご夫婦も湯浴みに来てました。(さーすが法師は国際的(^@^)奥さんなんか、水着の下だけでね、外人さんなのに見上げたモンです。おふたり、結構長く入ってられました。僕も1時間半の長湯になっちゃいましたっけ。あの鹿鳴館風のやや薄暗い風情満点の建物で、あの極上の湯につかっていると、時間、あっというまにたっちゃうんですね。
食事後はでもダウン。直後、倒れるように寝てしまいました。
しかし、夜中の3:40に復活! 目覚ましで無理やり起き、むろん、むろーん! 夜中の法師の湯にむかいました。
夜中の法師の湯は静かです。風呂の底の石のあいだから立ちのぼる温泉の泡のぽこぽこいうかすかな音が聞こえます。ぽこぽこ、ぽこぽこ・・・アーチ型の窓から見える夜の闇がすごく濃い。
おっと、風呂の外の壁際で鈴虫が一匹鳴いている模様。
「おお、お前、なにやってんだよ、そんなとこで。あったかいぞー、こっちは」なんていって両手でお湯を顔にぽしゃっ。
なんという、柔らかいお湯でせう。
法師川のせせらぎと鈴虫と。
温泉の底からはあぶくがぽこぽこ、ぽこぽこ・・・。
あー いいなあ、秋の音だなあ、なんて僕。
むろん、こんな時間に湯浴みするのは僕ぐらいのものなので、最初から最後までひとりという、超贅沢な時間をすごすことができました。もうこんな贅沢一生できないかもしれないゾ、なんて考えてちょっとほろ苦くなったりもしてね。
法師温泉、素晴らしい。風情ある宿と極上の温泉と。またいつか泊まりにいきたいと思います。1人が参考にしています