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先日一泊でお世話になりました。まず寒い中、到着すると丁寧な接客。あっさりしているかとも思ったけれど、仕事を離れて疲れを癒しにきているのだから、それがかえって嬉しい。部屋に通される。部屋とこたつがすでに暖められていて、あたたかい配慮が感じられた。そう言えば、予約をとる段階から、丁寧な内容のメールをもらっていたことを思い出すと、旅館側の誠意ある姿勢が伺える。しばしのまったりタイムの後は地下の浴場へ。広くはないが十分に草津の湯を堪能できる。檜のお風呂は掃除が行き届き、「白旗の湯」に源泉を求める熱めのお湯は、湯もみ棒でちょうど良くなる。「お湯を楽しむ」にはいい空間です。夕食は下の広間で。どれも手がかけられていて滋味溢れるおいしさでした。その中でも特にうれしかったのは自家製の豆腐。市販品には絶対に出せない最良の大豆がもつ本来の甘みとコク。そして南瓜のおいしさが堪能できるお出汁たっぷりの煮物。それぞれのおいしさを楽しめるキウイフルーツと洋なし、国産いちごのデザート。素直に感動しました。満腹の幸せを感じ、部屋に戻るといいタイミングで布団が敷かれていました。お茶のセットも新しくきれいになっていました。しばしの休憩後、夜の湯畑見学。幻想的な美しさのあと、冷え切った体を再び温泉で温め清潔な蒲団へ。翌朝7時に起きるとまた入浴。夜中のうちに清掃がされたようで、再びきれいなお風呂でした。朝から気分がいいですね。外湯にいかなくても本当に十分です。翌朝の食事は、うまみを引き出すために蒸した鮭、花豆・・・どれも手が入っていて優しい味でした。朝から満腹な幸せを感じ、部屋でしばしの安息後、チェックアウト。オリジナルの湯飲みをいただきました。丁寧なお言葉をいただき、ありがとうございました。素直にまた来たいです。
大きなホテルのように大量生産のサービスではなく、「群龍館だからこそ」の行き届いた職人仕事の接客とサービスがとてもうれしかったです。旅は宿で決まるという事をあらためて感じました。コツコツと誠意を尽くしてお客さんを迎える旅館の姿勢が、旅行を終えて帰ってきてからも温泉であったまったように心を温めてくれています。疲れをとりに静かに過ごしたいと考えた今回の旅行にはちょうどいいと感じました。2人が参考にしています