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今年建て替えられたばかりの恵乃湯を訪問してきました。18ヶ所ある共同湯の中でも、もっとも住宅街に溶け込んだ存在のため、観光客は滅多に訪れない湯としても知られています。睦の湯のある通り沿いにひっそりと建っています。
建て替えられたばかりの湯小屋は、以前のコンクリ平屋とは異なり木目調の仕上材を使った外観で、装いを新たに生まれ変わっていました。入り口には浮世絵の暖簾も飾られ、粋な演出も。
扉を開けて中に入ると巽の湯のように防犯対策のチャイムがなるシステムが採用されていました。脱衣所も小奇麗で気持ちが良いです。コンクリ製浴槽に耐酸性のペンキ塗り仕上げが施された浴室は草津共同湯のスタンダード。浴槽の縁と腰壁より上は天然木で化粧仕上げがされており、高級感&和みの質感も醸しだしています。
湯は草津のランボー(と私が勝手に呼んでいる)万代鉱を使用し、当然のことながら掛け流しで楽しめます。訪問時はやや温めでしたが、コックを全開に捻るとあっと言う間に体感44度。体の芯までしっかりとあたたまらせていただきました。
平日夜10時過ぎ訪問でしたが、終始貸切状態。何処を見てもまだピカピカの状態で、本当に気分の良い湯浴みが堪能できました。管理されている草津町、草津町民方に心より感謝いたします。6人が参考にしています