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草津の共同湯群の一つです。長栄、長寿、こぶしの湯などと並んで、共同湯群の中ではかなりジモ専度の高い湯ではないでしょうか。中心街からも外れているため、観光客もほとんど訪れません。
アクセスは湯畑方面から国道292号線を六合方面へと向いセブンイレブンのある交差点を斜めに右折します。するとすぐに「睦の湯」がありますので、その細い通りをそのまま300メートルほど直進すると左側にひっそりと建っています。
睦の湯には今年も何度か浸かっているのですが、恵みの湯はとんとご無沙汰していたため、先週久しぶりに訪問してみると建物が跡形もなく壊されていました。2-3年ほど前にも浴槽を中心とした改装工事があったのですが、今回は全面的な建て替えで、私が訪れた時には基礎工事が終わった状態でした。
草津の共同湯ではおなじみのコンクリ+ペンキによる耐酸性仕様の小さな共同湯で、観光色のない本来の共同湯を楽しみたい方にはピッタリの施設でした。手前の睦の湯が湯畑源泉なのに対し、こちらは草津のランボー(と勝手に私が呼んでいる)万代鉱泉を使用しており、草津の懐の深さを感じさせます。今年の12月15日に完成予定とのことですので、新しい湯小屋がどのように生まれ変わるか楽しみです。
それにしても「@ゆうさん」はタイミングの良いときに訪問されましたね。ほどなく壊されてしまったため、添付されたお写真はこの湯小屋の最後の雄姿を飾った貴重なものになったと思います。4人が参考にしています