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投稿日:2008年3月28日
クラシックが似合うスパ (ホテルレイクヴィラ 信楽温泉 多羅尾乃湯(しがらきおんせんたらおのゆ))
ほっとくんさん [入浴日: - / - ]
33.0点
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三重寄り奈良の幾つかの温泉に寄った最後、平日こちらの方に訪問しました。
伊賀経由で三重と滋賀の県境を越える形で道を走りましたが延々と続く上り坂。
レイクヴィラの入口と思ったらさらにそこから2kmもあるのには笑うしかなかったです。
到着は午後6時頃で日はほとんど落ちかかっておりました。
手前にはホテルの入口(暗かったですし、その手前の建物には入っていないため推測ですが)。
奥の建物、狸の大きな焼き物が入口に立っている建物が日帰り客用の玄関となるようです。
玄関を入るとシンプルながらハイソな雰囲気が漂ってきます。
フロントで1000円を支払い、タオル・バスタオルを受け取ります。
脱衣所は籠とロッカーがあり、ロッカーは有料(\100)。
内湯浴室内はとてもすっきりしています。
・大き目の温泉浴槽
・入浴剤の入った浴槽
・サウナ
・釜風呂(反対側の女性の方は釜風呂はなく塩サウナ。男女の入れ替えあり。)
・長椅子が2つありました。
・一人用のバスタブX2
と言う構成。
サウナは温度計表示で88℃。ですが、体感的にはかなり熱め。12人程度入れる広さで座面は2段。
敷物は敷かれていなくパーソナルマットが用意されております。ただ、座面の板がかなり熱せられていて足の裏の位置も熱々。パーソナルマットは自由に使えますので、お尻と足の裏で2枚使うようにすると良いでしょう。
クラシックのBGMが流れています。時計はなく、5分砂時計が2つあり。
水風呂は3人ほど。やや冷ため。
熱いサウナと冷ための水風呂のメリハリある組み合わせは好みですね。
釜風呂ですが、ドーム状でまるでかまくらのよう。中に椅子が4つほどあり。普通のミストサウナと比べても温度は結構低い方。サウナ的な使い方というよりも、仲間内でしばらく風呂場で長居するときなどにゆったり入ったりするような使われ方が一番よさそうです。
洗い場に用意されているボディソープ・シャンプー・リンスはお茶系とラベルに書いてありましたが、お茶らしきものは感じず、実際はユーカリ系のやや強めのハーブの匂いがしていました。中身が違うかも。
露天には
・下からのライトで光っているジャグジー
・温泉
・うたせ湯
・椅子が1つ
露天の目の前には池があり周りがライトアップされていて夜でも景観を楽しむ事が出来ます。この時期池には鴨がいっぱい。たぶんライトアップされているあたりに魚が集まるのでそれを目当てにライト周辺に鴨も集まるのでしょうね。池を目の前にたまに鴨の鳴き声が聞こえてきて、風を感じて・・・。
建物の意匠がシンプルであるからこそ、この自然の雰囲気が非常に引き立つ。
脱衣所とサウナの中でクラシックが流れていましたが、とても雰囲気とあっていました。まさしくクラシックが似合う温泉です。
途中2名のおしゃべりさん達がやってきましたが、ここは静けさが醍醐味。おしゃべりさえ環境破壊かと思ってしまうほどです。
温泉としてはあまり特徴はありません。ごく僅かにヌルっとしますが、状況次第で消えてしまいそうなかすかなもの。あとは、無色透明で匂いもなし。
温泉の質は期待できませんが、この静けさを味わえたことは山の中を延々と上がって来た甲斐があったと思いました。こちらを訪問される時はぜひ人が少ない時を狙ってきてください。
源泉名 信楽天然温泉多羅尾の湯
単純温泉(低張性弱アルカリ性低温泉)
坑底温度 41℃
13.0 X10-10Ci/kg
K 4.1、Na 227.4、Ca 6.0、Mg 1.6、Fe2+ 0.7、Fe3+ 0.2、Al 0.3、
NO3 0.3、Cl 7.7、F 2.1、CO3 6.6、HCO3 601.0、SO4 3.3、
メタケイ酸 48.1、メタホウ酸 5.4、CO2 6.4、
溶存物質 914.8mg/kg、成分総計 921.2mg/kg、
温泉分析年月日 平成10年9月29日
加水なし、加温なし、循環ろ過装置使用、塩素系薬剤使用
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