-
「スパガーラ」に変わってからすでに大分経っていますしちょっと遅すぎる情報ですが。
(小牧健康ランドのオープンは1985(昭和60年)8月。スパガーラになったのが、2003(平成15)年11月だそう。)
現在も経営されているところは変わってはいなくパチンコなどのアミューズメント施設を運営している会社がやっています。
受付は以前の健康ランドらしき雰囲気は薄くなっていました。ホテル風のフロントで少しかしこまった感はあります。(ただ、昔の施設がどうだったかはあまり印象がない;)
値段も2100円という入浴施設としてはかなり高額な部類。
駐車場は結構入っていたのですが、館内はそれほどでもないみたい。ガラガラでもないですが、まぁ過ごしやすい空き具合といったところ。でもあの駐車場に止めている人はいったいどこに・・・?
脱衣所のロッカーは細めですが一区画高さ1m60cm程度ありますので、スーツなどがあっても皺になりにくそうです。タオル、館内着は自由にどうぞ状態。
浴室内はエジプト彫刻のようなレリーフが壁に施されていて、天井も高く、とても広く感じます。
サウナはミストとドライ。
ドライサウナ内はテレビが3つあり。ただ、音が出ているのは真ん中の1つ。大きめのデジタル時計がありますが秒の表示はありません。温度計もデジタル。81℃の表示ですが、体感的にはやや温めと言ったところ。
座るスペースで35人ほど。あと床面が広く取ってあり、そこでゴロ寝が5人ぐらいはできそうで、合計40人ほどの広さになるかと。
水風呂は深さ90cmで結構深め。6人ほどなら余裕で浸かれる広さがあります。深さがあるとそう見えてしまうのかもしれませんが、少し濁りがあったようななかったような。気になりました。
南極バスというクーラールームもあり。ただ、今の季節、外の気温の方が低くこの時期の実用性はないです。
いくつかのバイブラやらジェットバス。それに古代檜風呂があり、一人用そうめん流しの機械のような形の流水プール?のような浴槽、そのほか薬湯も2種あり。
黄金風呂という金キラしたお風呂がありましたが、たしか以前ガラス張りだった?か何か部屋の中にあったもののような覚えが。今はむき出しでバイブラの横にひっそり置かれております。
また陰に隠れるように源泉足湯があり。
露天は岩風呂と打たせ湯、五右衛門風呂。
2100円の入館料ですから、当然洗い場にはボディソープ、シャンプー、コンディショナーはありますが、
シェービングフォーム、洗顔ソープも備え付け。厚手のナイロンタオル、髭剃り、歯磨きも用意されております。
クールダウンは露天に石製の丸椅子が5つあり、木の丸椅子1つ。そのほか岩風呂の縁石にも若干座れます。
できればリクライニングチェアもほしいところ。
分析書を見ると汲み上げてすぐの分析書と循環後の分析書が2つ用意されてなかなかです。
温泉に興味があるものに対してもちゃんと対応しているのが失礼ながら意外でした。
分析書によると見ても循環後でもカルシウムイオンがそこそこあり成分総計も3g。それに湧出量がなんと280L/mもある!
健康ランドの温泉だからとあまり期待していなかったのですが実際はまぁまぁの力のある温泉でうれしい誤算。
舐めてみると弱めの苦味を感じることが出来ますので、分析書に偽りは無さそう。
塩素臭はあまり感じませんでした。
湯上がり後はカルシウム分の影響か、肌が乾ききるまでキシキシする感じが若干あり。
しっかり浸かるとぽかぽか感はそこそこ続きやすいようです。
健康ランドとしての外観・雰囲気と館内放送では薬草湯の入浴方法を流しているので、温泉の質についてはあまり注目される事は少ないかもしれませんが、此処の温泉、それほど悪くないなぁと思ったのが実感です。
ただし値段がねぇ~。8人が参考にしています