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投稿日:2023年5月18日
昔から親しまれる茶褐色の神経痛特効湯… (般若寺温泉)
きくりんさん [入浴日: 2022年4月13日 / 2時間以内]
55.0点
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昔から親しまれる茶褐色の神経痛特効湯
湧水町般若寺地区の山裾にひっそりと佇む、大正元年(1912年)に創業した木造二階建ての老舗湯治宿。昔から、神経痛やヘルニアに効能があるのだとか。平日の午後、大衆浴場を利用してみました。
駐車場から、銀色の鉄の橋を渡っていくアプローチ。右側に「般若寺温泉」と大きく看板を掲げた建物がありますが、入口にカーテンがかかっていて、こちらは湯治棟でしょうか。左側のデッキチェアが入口に並べられている建物が、目指す温泉施設です。入浴料300円は、玄関を入った左側の受付で。すぐ横に、男湯があります。
棚とプラ籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーなし。浴室に入ると、左側に5人分の蛇口(湯は温泉)がある洗い場。石鹸などのアメニティは、置かれていません。
右側に8人サイズのタイル張り石枠内湯があり、うっすら茶褐色に濁った炭酸水素塩泉(源泉名: 吉松川西3号)が、かけ流しにされています。泉温42.2を加水・加温せず、42℃位で供給。PH6.5で、肌がややスベスベする浴感です。
湯口の湯を口に含むと、ちょっと土類臭のような、ちょっぴりモール臭のような複雑な匂いがして、ちょっぴり塩味。温泉成分で、床が赤茶色に変色。衛生管理の為、塩素系薬剤による消毒ありとの表示ですが、塩素臭は気になりません。
奥に6人サイズのタイル張り石枠内湯もあり、こちらは40℃弱位。壁の奥へと浴槽が続いているので、洞窟のような感じがして、ちょと浅いです。時間帯が良かったのか、先客が上がられた後、しばらく貸切状態でまったりできました。
ラドン含有量: 7.5 Bq/kg (2.0X10ー10 Ci/kg)
主な成分: ナトリウムイオン135.3mg、アンモニウムイオン4.9mg、マグネシウムイオン12.9mg、カルシウムイオン32.1mg、ストロンチウムイオン0.5mg、鉄(II)イオン2.3mg、塩化物イオン34.7mg、硫酸イオン61.1mg、リン酸ニ水素イオン0.2mg、炭酸水素イオン409.1mg、メタケイ酸135.3mg、メタホウ酸8.6mg、遊離二酸化炭素129.9mg、成分総計980.2mg
※脱衣場に古い分析書がありますが、男湯入口横に令和元年の新しいものがありました。15人が参考にしています
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