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霧島神宮から高千穂河原へ向かって途中、新燃温泉の方へ5分くらい入ったところにある国民宿舎。入浴+大広間休憩で600円。内湯はよく見られる白濁硫黄泉の印象です。露天は印象的で、硫黄泉ながら濁りが強くありません。ごく薄く白濁した無色の湯に、おびただしい黄白色の湯ノ花が舞っています。細かい湯ノ花ではなく、長さ数センチの糸くずのような形状で全身に湯ノ花がくっつくくらいです。他ではなかなか見られないような湯ノ花ですね。
周囲の温泉と比べるとpH 5.8と酸性度は強くなく傷に染みません。総成分も240mg/kgと比較的薄く、硫化水素6.5mgだけがやや目立つくらいです。風呂場自体はさほど広くなく、タイル貼りの内湯と岩風呂の露天。風情というか秘湯感はありません。特徴あるお湯だけに雰囲気もあったらすごく良さそうだと思いました。広間は広く食事もでき、庭先には鹿もやってきます。ゆっくり休憩するにはよいところです。0人が参考にしています