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投稿日:2011年5月23日
別館山水荘女湯にシャワーブース1基新設 (おりはし旅館)
ごんごんさん [入浴日: 2011年5月5日 / 1泊]
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55.0点
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55.0点
3年ぶりの山水荘さんへの訪問です。
こちらは、4回目の利用になりますが、毎回何かしら「前回の訪問の時より親切になった」と思えるところがあるのに驚きます。
2005年の初訪問の時は、滞在中いつでも利用できると思っていたキズ湯が20時過ぎにはお湯が抜かれていてショックを受けましたが、翌年再訪時には脱衣所にキズ湯の利用時間が表示がされるようになり、今回はチェックイン時に口頭でのキズ湯の利用時間の案内があったのに加え、浴室内にもキズ湯の利用案内札が掛かるようになっていました。
また、女湯だけのようですが、浴室角にシャワー付きカランが1基新設され(画像右)、湯船からお湯を汲み出して髪や体を洗うのに抵抗感がある女性にも対応出来るようになっていました。
守るべきスタイルは大切にしつつも、柔軟に対応すべきところには出来る範囲で対応するという姿勢はとても好感が持てました。
2005年の初訪問の際のクチコミに、いきなり「泉質・料理・雰囲気の総合点ではベスト1」と言い切っているごんごんですが、今回の訪問でその気持ちが更に強くなりました。
6年間の間にもっと印象的なお湯に出会いましたし、驚くぐらいのクオリティのお食事が頂けるお宿にも出会いました。けれど、総合的に考えてどこが1番かと考えると、やはり山水荘さんが1番居心地がいいのです。
泉質抜群で湯量豊富な温泉、スタッフの絶妙な利用者との距離の取り方、手入れの行き届いた竹林や木々が織り成す清々しい景観、質素だけれど新しくて快適なお部屋、素朴だけれど作り置きではないお食事。それでいて、GW中にも関わらず1泊2食で1人1万円を切るお手頃さは秀逸と言えると思います。
お食事は以前利用した時とほとんど同一メニューでしたが、3年ぶりということもあって夫婦揃って美味しさに改めて感動しました。
旨みたっぷりの鯉のあらい、手作りのピーナツ豆腐、名産の黒ごまをミックスした酢味噌でいただく新鮮な山菜、臭みのない鯉こく、豚肉の旨味と新鮮なお野菜とごまドレッシングのバランスが良い豚しゃぶサラダなど、調理方法や盛り付けは家庭料理みたいな感じですが、その分素材の良さを感じられるところが、ごんごん夫妻のツボです。量が多すぎないのもGWのような連泊時にはむしろ助かります。
霧島周辺地域では、既に野鶴亭、旅館伊藤とお気に入りの宿があり、今回の湯巡りでかじか荘としび荘という頭ひとつ抜きん出たお湯を持つ宿を発見し、その他にも南洲館、湯之谷山荘と是非とも泊まりで湯巡りを愉しみたい宿もありますが、山水荘さんの「我家の定番宿」の地位はこれからも不動だと思います。5人が参考にしています