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ここ最近オープンした「スー銭」系などでも、「掛け流し」を導入する施設が、増えてきました、私なりの解釈は「新鮮な温泉を、そのままもしくは、百歩譲っても、ゴミ取りや温度調整だけして湯船に注いで、溢れた湯は、惜しげもなくそのまま流す、おまけにカランも温泉やで」ってのが従来の「掛け流し」なのかなと考えるのですが、極端な例が、大阪なら「山乃湯」さんや「山空海」さんになるのかなと、ところが「スー銭」の「掛け流し」は「壷湯」だけとか「条例に基づいて、塩素消毒を施しております」って一旦汲み置きした温泉を「循環させていないので一応掛け流しです」みたいな「まっ解釈の問題やね」的な「掛け流し」が、多い様に思われます。「スー銭」は雰囲気を味わえれば、善しとする所なので、それはそれでありなのかと思います。
しかしながら、ここに来て、贅沢に温泉を「掛け流す」一味違うスー銭が登場したという「クチコミ」を拝見して早速、昨日の夜、行って参りました。
場所は中央環状、美原ロータリーから東へ、外環に抜ける、「堺羽曳野線」に入ってしばらく行くと左手にあります、駐車場入り口の歩道を横切る、切れ込みが多少狭いので、注意が必要です、初心者みたいに、左リアが路肩に乗り上げて車が「ドスン」となるのは、スマートでは無いと思うので・・。少し奥まった所に位置する施設は、見た目的にやや小振りの部類に入ると思われます。
料金は、大人600円、マッサージ処は、ありますが、大概の「スー銭」では、収益の中心となる、私は嫌いな「お食事処」や「猫も杓子も岩盤浴」などもありません、「風呂屋」だから「風呂」で勝負や見たいな潔い所は、私にとっては、好印象、飲食部門が無くて、この値段で、店が廻ってるなら、高いとは、思えませんでした。またバイトの兄ちゃんに「ここ神戸須磨の「華の湯」と同じ系列ですか?」と尋ねた所ズバリ「わかりません」とのこれもまた「潔い」返事をして頂きました。
さて風呂場の方ですが、広さ的に、私の知る中では「鳥飼の里」の8.5掛け程度でしょうか、昨今の「スー銭」では「狭い」部類かと感じました、日替わりで入れ替わる浴室で昨日は、「石風呂」の方でした、反対側はパンフによると「畳敷きの湯船が売り」の「檜風呂」の様です、狭いながらも、揃う物は揃っており、露天には「おトド様」の為の休憩スペースや、小さな「棺おけ」位の岩をくり貫いた浴槽などがあり、内湯のジェット浴槽と水風呂以外は、暗くて色は解りませんでしたが、「近所の大型施設「延羽」と違うタイプなのでしょうか、すべて弱い「金気臭」がして塩っぱい味がする、弁天町の向こうにある「テルメ」や京都市内の「大門の湯」に似た温泉が張られています、内湯の奥の湯船だけが、掛け流した温泉をゴミ取りなど衛生処理をした温泉が張られていますが、平日の夜で空いていた事もあったでしょうが、奴(塩素系)が仕事をした匂いは感じませんでした。
狭い風呂場なので湯加減は、休日シフトがあるかもしれませんが、昨日はどの浴槽も、「風呂しかありませんのでどうぞ、好きなだけ浸かってくださいな」的なやや温め、小さな「乾式」と「塩サウナ」もありますが、私は興味がないので、入る事もなく、9時位から閉店時間一杯の11時半過ぎまで、どっぷりと浸かったり冷ましたりと粘らせて頂きました。もうちょっと早く来れば良かったのにと感じました。
場所的に、話題の?大型スー銭「延羽の湯」の抑えみたいな、扱いになってるのかなと思うのですが、向こうは向こうで、さすがに「デカイだけじゃないよ」的な良い施設だとは思いますが、実力的には、ある意味遜色ない「掛け流し」に拘った良く出来た「スー銭」さんかと感じました。
客筋については、「身体に消えない柄を入れている方等は、ごめんなさいですが、基本的に来るものは拒まず」の「スー銭」ですので、客質の構成比の問題で「オンタイム」についてはそれなりに、温泉好きや銭湯好きの方を閉口させるのは、容易い事かと思われますが、どこでもそうですけど、それ以外のタイミングなら、その施設が持ち合わせるポテンシャルをどっぷりと味わえるのではと思います、時間やご家族の制約があり、「混みそうな施設」にわざわざ「混んでる時」に行って「もう二度といかないっ!プイっ!」みたいな「残念クチコミ」をちょくちょく拝見しても「お見舞い申し上げる」しかない次第なのですが、折をみて、空いてる時間に行ってみると、全然違った、印象も持てるのではと思います、混んでても、空いてても、料金は一緒ですしねぇ。
今度は是非、畳敷きの浴槽を体験しに来たいと思います、空いてそうな、時間を狙って。0人が参考にしています