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投稿日:2011年11月19日
期待していなかった割には (太子温泉)
ツーリング for 湯~さん [入浴日: 2011年9月22日 / 2時間以内]
33.0点
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大阪府の南東部、『聖徳太子』ゆかりの地である太子町にある一軒宿の温泉。
二上山の西側の山間にあり、夏には、
付近で蛍の乱舞を楽しめるという自然環境豊かなところ。
私の自宅から最短距離にある「天然温泉」だが、今回が初めての訪問。
太子町の街中から、山腹へと上がっていくと、広大な駐車場が。
この日は、平日の午前中とあって、駐車場もガラガラ。
この広大な駐車場が車でいっぱいになることがあるのだろうか?
と思いながら、館内へ。
玄関を入ってすぐに下駄箱(100円リターン式)があり、
券売機で入浴券を購入し、フロントに渡すと、
更衣室のロッカーの鍵をくれる。
フロントのおじさんの愛想はよく、親切な感じがした。
更衣室はそんなに広くはない。
ここも100円のリターン式ロッカー。
フロントでは、下足箱の鍵を預からず、自分で持って入ってくださいと言われたが、
下足箱の鍵を預かり更衣室のロッカーの鍵を交換するようにすれば、
この更衣室のロッカーまでリターン式にする必要はないのに。。。
フロント前にある貴重品用のロッカーを使用すれば、
合計300円も必要で返却されるとはいえ、とても面倒である。
そんなことを考えながら、浴室へ。
入ってまず目に付くのが、大きなモニュメント(?)
「岩」ではなく、ブロックを積み上げたものだが、
その一番上に湯口があり、湯がどんどん流れ落ちいている。
そしてそこには、鍾乳石のような堆積物が大量に附着している。
この堆積物は浴槽のこの部分にしかないこと、
この施設が昭和54年に建てられたこと、
この温泉の泉質などを考えると
この堆積物は、どこか他から移設されたものかもしれない。(私個人の推測で未確認です)
この温泉の泉質は、単純温泉(低張性弱アルカリ性低温泉)
湯量が豊富で、加水無しだが、
源泉温度が33.6度と低いため、加熱し、
循環ろ過をして、塩素を投入している。
無色透明・無味無臭のお湯で、少~しだけヌルスベ感があった。
湯温が42度とちょっと高めだが、なかなか気持ちのいいものであった。
今までこの温泉を訪問しなかった一番理由が、
クチコミサイトなどでみかけた「塩素臭あり」。
ところがこの日は、塩素臭には、とても敏感な私がほとんどそれを感じることがなかった。
露天風呂は、後で増設されたのか、内湯の浴槽内にある階段を使って外に出る。
目の前に雑木林があり、緑と青空を楽しめるものであるが、
露天風呂の造りは、なんとも風情のないもの。
特に、開閉できる屋根ように使われている緑のビニールシート!
それを支える鉄の枠は、塗装が剥げてさびているし、
これは、せっかくの露天風呂を楽しむ気分を台無しにしてくれる。
2つある浴槽のひとつは、寝湯になっているが、
ここの寝湯は、かなり深いので、あまり長湯ができない。
そしてこの日は、この寝湯の上に緑のビニールの屋根がかかっていたので
せっかくの青空を見上げることができなかった。
今回、まったく期待せずに、訪れた結果、
一番不安だった塩素臭は、なく。
利用客も私を含めてふたりだけ。
そして、好天に恵まれていたと好条件が重なり、
なかなか楽しい温泉タイムを過ごすことができた。
わざわざ遠くから訪れたり、多少混雑してても訪れる価値があるかというと
私には、そこまでは感じることは、なかった。
何しろ自宅から常に渋滞とは無縁の道路を車で10分ほどと
いう距離にあるという最大の魅力。
帰ってからわかったことだが、この温泉のHPで、
入浴料100円割引のクーポンが入手できるようである。17人が参考にしています
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