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先月、09' 2月24日の火曜日---正確にいうとこちらのお湯には地元の強みで、ほとんど毎週の如く訪れているんですが---この日は浴後の二階の休憩室で、地元のおばあさんとなんかひょんなことから長いことお話ししちゃったんで今回はその報告をば。
こちら、「有馬療養温泉」は、なんと、いまのご主人(丹前の若旦那さんのことデス)で三代目になるそうなんですヨ。
初代のころはそれこそ遠くからの湯治客で、宿の休憩所は(いまより大分狭く小さかったとか)いつもいっぱいだったそうです。ムチ打ちの患者さん、痛風の患者さん、みんまがみんな畳に寝転がって、それはそれは盛況だったということなんです。
いや、僕は、そりゃあこちらがいいお湯だとは思ってましたけど、まさかそこまで由緒ある、筋金入りの湯治湯だとは思っていませんでした。いやはや、いまさらだけど「有馬量療養温泉」に脱帽です。こんなお湯が近くにあって、ほんとによかった~(満足笑)。
ちなみにこの上品な浴衣の語り部のおばあさん、かなりの温泉マニアでもありまして、我々はそのほうの話題でも大分長く語りあっちゃいました。
おばあさんのイチオシは、八甲田山の「蔦温泉」。
「あ~ 僕、そちらのお湯、おととしいきましたよ~」というと、このおばあさんの喜ぶこと喜ぶこと!
でも、この気持ちは分かりますよねえ。僕も以前、岡山の間賀温泉で贔屓の「別府温泉保養ランド」の話がでたときは思わず飛びあがっちゃいましたもん。なんか、温泉ファンってそのへんの反応はみんな純で面白いなあって思いますね。
あと、福島の土湯温泉の話でも盛り上がったなあ。それから話題はイグアスの滝、リオのカーニバルなどに移っていって・・・いや~ 地元のこちらの温泉ではいつも修行僧のようにむっつりたしなむのが通常のパターンだったのに、ホント、珍しい、しかし、なかなかに楽しい宵となってくれたのでありました。これも温泉効果でせう、結論、やっぱ温泉ってすごいや。
PS.キャンディさん、熱海「福島屋旅館」いかれたんですね! それから「高磯の湯」も。ブ、ブラボー! 初島を見ながら食べるお弁当はさぞおいしかったでせうねえ。読みながらにこにこしちゃいました。別府のクチコミ、待ってますね。すっごく楽しみです(^o^)/
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