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宿泊にて入湯。露天・内湯共に加水はされているが湯温調整の為で、それぞれ40度、41度で5%の加水との表示がなされている。表示されていること自体も親切だが、その湯温が頃良い加減で、ゆったりと温泉を楽しめた。掛け流し。
露天は貸し切り状態で、確かに少量の塩素剤の投入はあるが、それを上回る温泉の風情の良さがあった。内湯の湯船は縁も底もすべて木材で造られており、こちらも掛け流しであった。
建物の外観は古いが、お風呂の内装やお部屋の内装はリニューアルされているよう。
宿泊値段も食事やお部屋を考えると安い。ロケーションは湯ヶ野温泉の中心部にあり、斜め前にはあの「福田屋」、そばには川が流れている。宿舎の隣には各温泉宿に配られる源泉があり、時折外に放出されている。「踊り子」もこの源泉を使っていたのかなと思うと、当然映画の吉永小百合さんもこの源泉を使っていたかと、なんだか懐かしくなってくる。(因みに宿舎内に映画撮影当時のサインが飾ってあった)
廊下など部屋の外が暖房されていなくて、ちと寒いのは他の国民宿舎も同じか。
総体的に思い掛けない心地よいお湯でした。6人が参考にしています