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柏市には巨大な団地が2つあります。豊四季台団地と光が丘団地です。昭和30年代から作られたこれら団地は、日本の高度経済成長とともに歩んできました。
最近は老朽化が進み、順次建て替えをしています。建て替えがほぼ完了した団地としては国内でもかなり早い方だと思われるのが、今回訪問した「力湯」のそばにある光が丘団地です。当然、銭湯のお客さんにも団地にお住まいの方が多いと推測されます。
堅い事言ったけど、湯殿のラインナップ!
洗い場(カラン17席)
シャワー(お湯・水の蛇口が別、1席)
主浴槽(ジェット2席、42度程度)
深湯(麦飯石使用の湯、バイブラ、43度弱程度)
低温サウナ(ミストサウナ系、2席程度で47度程度)
露天岩風呂
以上です。洗い場があり、浴槽が2つ、サウナが小さいながらあり、露天風呂もありました。銭湯としては充実のラインナップです。
まず浴槽に浸かると、何と店の前の通りが見える場所がありました。通りから駐車場、自動ドアを抜けてフロント、その先に脱衣所があり、浴場という配置ですが、偶然なのか壁のない隙間があり、通りで車の往来を確認できる場所がありました。ただし、だから外から浴場が見えるというわけではなくて、浴槽に浸かった状態で少しだけ外が「隙間程度」見えるというだけです。しかしこの状態がちょっと面白かったです。
湯船は東京都内にあるような熱い湯船ではなく、丁度良い程度でした。サウナはいわゆるミストサウナに近いですが、ちょっと違ってました。温度が低いですが、その割に暑さはあり、結構汗かきました。
露天は庭のようになっていて、池があり、岩風呂があるようなイメージです。この庭に生えるコケと木々のラインナップ、さらにブロック塀が私の家のそれとそっくりで、あーここは柏なんだ、と変なところで地元意識が芽生えてしまいました。
かなり古い建物ですが、いかにも銭湯らしいいい銭湯でした。0人が参考にしています