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以前は外観でビビり、内装を見て更にくじけそうな気持ちになった(知り合いは実際くじけて入れなかった<爆)こちらの旅館ですが、何を思ったのか(<失礼な!)バージョンアップを図り始めています。以前よりは少しは利用しやすくなったかもしれません。
1. お湯がバージョンアップ
2001年のお正月からこちらには通い始めてますが、2004年後半までは温泉の配管が一部壊れていたようです。<何じゃそりゃ~!何度かマイナーな修理はしていたのですが、今回はかなり本格的にしたようで、お湯が格段に濃くなりました。以前よりもヌルヌル感も強くなり、美肌効果もさらに力強いものになっています。以前からマイベスト温泉でしたが、今回の修理で更にその地位が確固たるものになりました。脱衣所には2004年10月の温泉分析書も掲げられています。
2. 設備・脱衣所もバージョンアップ
スカイブルーとペパーミントグリーンで爽やかさを狙ったものの外しまくっていた浴室のペインティングは真っ白に統一されて(逆光だけど写真で判るでしょうか?)今度こそ爽やかに変身です。まちまちだった洗面器や椅子も総てベージュに統一されてちょっとお洒落な雰囲気です。
それと前回のクチコミでは書けなかったのですが、こちら以前はシャワーも蛇口も、温泉を使用しているのはいいのですが、ほとんど使い物にならないぐらい湯量が不安定で浴槽のお湯を使わなければならないこともありました。現在は湯温は不安定さが残りますが、湯量は安定しています。シャワーも4つのカランの内2つしか付いていなかったものが全てに付きました。これでシャンプーの時にも心おきなく使えるので、温泉効果で髪もさらさらしっとりになります。
脱衣所も棚も壁も白でペインティングされ、床はフローリングに、プラスチック製で色がまちまちだった脱衣籠も籐製になりました。
3. 内装も頑張ってます
廊下やトイレの壁紙・カーペットが張り替えられ、清潔感が出て来ました。あと、小洒落た和風照明が所々に置かれていてちょっとびっくりです。
普通の旅館だったら当たり前(というかまだまだ足りない)の経営努力なのですが、以前のゆる~い状態を知る者としては、このまま俗化の一途を辿っていつか塩素バリバリの循環になるのでは?とちょっと怖くもありました。けど、少々綺麗になったといっても雰囲気は相変わらずまったりとしていて、ゆっくりとした時間が流れています。ここはホントお湯と普段の喧噪を忘れさせてくれる雰囲気が命なので、それだけは変わらないでいて欲しいです。0人が参考にしています