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こちらにお邪魔して、まさにタイムスリップしたような間隔に陥り
ました。もちろん良い意味で。相当、歴史があるように見受けられ
ました。
こちらを探して歩いていったところ、看板の内側が無くなっていて
最初は素通りしてしまいました。
洗い髪の乾いていないご婦人が出てきたのに気づいて分かった次第
です。
下足は昔は戸と鍵があったような形跡がありましたが、気持ちよく
すべてオープン(少々不安)。
自販機で入浴料を払い、番台のおばちゃんに券を渡し、脱衣所へ。
こちらのロッカーもほとんど戸がありません。もちろん鍵もありま
せん。鹿児島の人はおおらかで良い人ばかりなんだなあ、と思って
浴室の戸を開けようとすると「盗難注意」の貼り紙が!! orz
旅行中ですので、サイフだけは番台のおばちゃんに預けることに。
そうしたら「あれ?さっきの人?また?」とおばちゃんに言われ、
またまた不安に(苦笑)。
番号札を渡され、帰りに、ちゃんとサイフを返していただきました。
きちんとビニール袋に入れて保管してくれていたので、その気遣い
が嬉しかったです。
浴室に入ってみれば、脱衣所がよく見えるのに気付きました。
これなら、注意していれば盗難に遭わないかな。
さてさて、肝心のお湯ですが、素晴らしいのひと言に尽きます。
みょうばん泉は、たぶん初めてだと思いますが、浴槽に浸かって
すぐに肌がすべすべしてくるのがよく分かりました。
こんなお湯は初めてです。
浴室やタイル貼りの湯船は、相当の年代物です。
湯船は3段になっていて、上から下に温度が下がる工夫がされて
います。これがとてもよく出来ていて、最初は上の熱い湯に浸かり
洗髪や身体を洗ってから、中段、下段の湯でのんぴりとしました。
これと別に水風呂の浴槽もありました。
こういう工夫がされているので、けっこう長湯が出来ると思います。
ですが、私は身体があまりにポカポカしてくるので、わりと早く
(小1時間)リタイヤしてしまいました。
徒歩で10分程度、駅ビルに着いた時には暑くて暑くて。おいしく
ビールをいただきました。
またあのお湯に浸かりたいなぁ。21人が参考にしています