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加賀温泉郷の中で片山津は未入湯だったので、高速道路のICから近いこともあり帰りに立ち寄ることにしました。総湯は今年の4月に、柴山潟に面した場所に新しく立て替えられました。有名な建築家の設計だそうで、美術館のようなモダンな建物となり、場所的にも以前の総湯とは全く別の施設と考えた方がよいのですが、まだこのサイトに登録されていないので一応こちらに口コミをしておきます。
柴山潟を望む「潟の湯」と庭を望む「森の湯」が男女入れ替えだそうですが、訪れたときは男性が「森の湯」で残念ながら景観はもう一つ。また、ソープ類もありません。内湯のみでL字型の浴槽は二つに仕切られ、高温のお湯が注がれています。仕切りの壁は水面より少し低いので、お湯が行き来できるようになっていますが、投入口のある方はかなり熱めで反対側とは少し温度差があります。とは言っても源泉温度が高いためかどちらも一般的にはかなり熱めのお湯で、小さな子どもは少し入りにくそうにしていました。塩化物泉でもあるので、どちらかというと冬向きかも。熱めのガツンとくるお湯が好みの人には良いでしょう。
湯使いははっきりとわかりませんが、おそらく循環かと思います。でも塩素臭はせず、無色透明で特徴は薄いながらもしっかりとした浴感はありました。もちろん、浴後もポカポカした状態が続きます。以前の総湯には入っていないので比較はできませんが、2階にはカフェテラスや展望デッキのようなところもあり、若い人も含めて結構賑わっていました。
ナトリウム・カルシウム-塩化物泉(72.0℃、pH6.6、湧出量400L/分、成分総計15.26g/kg)4人が参考にしています