口コミ一覧 (口コミ最新投稿日:2023年9月30日)
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暑い時期にぬる湯でのんびりと寛げる宿
畑毛温泉のメインストリートである県道136号線沿いに佇む、大正10年(1921年)に創業した鉄筋4階建ての温泉宿。陶芸工房「大仙窯」を併設し、陶芸教室も体験できるのだとか。平日に、一泊二食付で利用して来ました。
玄関を入って、左側のフロントでチェックイン。陶芸の半額券と抹茶糖のサービス券をもらいます。この日は、2階のツインルームに宿泊。窓から、池と森を眺める景色です。
浴衣に着替え、早速1階の大浴場へ。玄関からだと、右手へ駐車場に沿うように廊下を進んだ先に男女別の大浴場があり、男湯は左側です。
棚に籐籠が置かれた畳敷きの脱衣場には、ドライヤーも完備。八角形のドーム型の高い天井の浴室に入ると、右側に8人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、花王のレアーナです。
左側に丸タイル張り木枠内湯が2つに区切られ、それぞれ違う源泉が注がれています。手前の5人サイズの方は、「韮山湯」と呼ばれる無色透明のアルカリ性単純温泉(源泉名: 韮山温泉土地第3号泉 畑毛2号)。泉温29.2℃を加水・加温せず、31℃位で供給。PH8.7ながら、肌がややスベスベする浴感です。おそらく循環・消毒あり。湯口の湯を口に含むと、無臭で甘味があるまろやかな味がします。
奥の7人サイズの方は、「大仙湯」と呼ばれる無色透明のナトリウムー硫酸塩温泉(源泉名: 大仙湯 奈古谷24号)。泉温37.6℃を加水・加温せず、36℃位で供給。PH8.8ながら、肌がややスベスベする浴感です。おそらく循環・消毒あり。湯口の湯を口に含むと、こちらも無臭で甘味を感じるまろやかな味がします。
また、右側に8人サイズの丸タイル張り石枠内湯もあります。こちらは、2源泉を混合して42℃位に加温。上がり湯に使うと良いようです。
続いて、外の露天風呂へ。東屋風の屋根が付いた15人サイズの岩風呂があり、こちらも2源泉を混合して湯温は42℃弱位に加温。一角に、サウナ小屋もあります。森を眺めつつ、しばらく貸切状態でまったりできました。
なお、浴室は撮影禁止ですが、人がいない時間に許可を得て撮影させて頂きました。
夕食は、1階のレストラン「遊山」で季節の会席料理に舌鼓。お品書き付で、食前酒にニューサマーオレンジ酒。前菜は、枝豆豆腐・じゅんさい・合鴨ロース・ままかり・青梅蜜煮。造りは、鮪・烏賊・ハマチ・車海老。地酒の「あらばしり」がすすみます。椀物は、静岡抹茶そば。台の物は、牛ロースの陶板焼。酢の物はうざくで、焼き物は栄螺の御神火焼。食事は、山葵御飯・赤出汁の味噌汁・香の物。水菓子はスイカとキウィで、お腹一杯になりました。
就寝前と翌朝も、ぬる湯を満喫。暑い季節には、いつまでも入っていられるぬる湯は最高ですね。
朝食は、昨日と同じレストランで。アジの干物と金目鯛の西京焼主菜の和定食。フレッシュジュースや丹那牛乳、サラダやクロワッサンなどの洋食の品も選べます。蒲鉾に山葵漬け・シラスおろし・渡蟹の味噌汁も伊豆らしいメニュー。金平牛蒡・温泉玉子・湯豆腐・お新香・納豆でご飯をおかわり。デザートは、ヨーグルトの伊豆のジャムがけ・杏仁豆腐・フルーツで満足しました。
ホスピタリティも高く、洋室も多いので一人泊もしやすい湯宿。次回は、是非陶芸教室もチャレンジしてみたいものです。
〈韮山湯〉
主な成分: ナトリウムイオン44.7mg、マグネシウムイオン0.1mg、カルシウムイオン9.5mg、炭酸水素イオン72.4mg、炭酸イオン4.8mg、塩化物イオン12.3mg、硫酸イオン34.5mg、メタケイ酸33.6mg、成分総計0.213g
※なお、こちらは平成22年の分析書だったので、間もなく更新かも知れません
〈大仙湯〉
主な成分: ナトリウムイオン657.6mg、マグネシウムイオン0.7mg、カルシウムイオン11.6mg、鉄(II)イオン1.8mg、炭酸水素イオン238.0mg、炭酸イオン10.3mg、水酸化物イオン0.1mg、塩化物イオン201.6mg、臭化物イオン0.4mg、ヨウ化物イオン0.3mg、硫酸イオン921.9mg、メタケイ酸27.0mg、メタホウ酸4.8mg、成分総計2.080g19人が参考にしています
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ぬる湯を楽しめる伊豆畑毛温泉にある陶芸工房を併設しているホテル、平日に朝食のみプランで宿泊しました。洋室のベッドは、高齢者に配慮したような低さ、タオルセットを入れるための手提げ袋があり、部屋番号札が付けられているのも、年配者への配慮と思われ、脱衣場の脱衣籠も番号が付いていた。
1Fの大浴場は、内湯に湯温約41℃で18人サイズの湯舟に、湯温38℃位に加温された12人サイズの源泉大仙湯(ナトリウム炭酸水素塩泉)と湯温35℃位に加温された7人サイズの源泉韮山湯(アルカリ性単純温泉)があり、湯口からは30℃位の源泉が掛け流されている。カランは8つ。露天には、木々に囲まれた湯温約41℃で20人サイズの岩風呂と、6人サイズのサウナに水風呂の構成。長湯される方のために、脱衣場には防水の文庫本が常備されていた。
朝食は、ベースの和食膳+バイキング形式で、焼き魚は席に着いてから提供され、キノコ類や黒はんぺんを自分で焼いて食べられるようになっていたし、洋食がいい人にもバイキングで十分揃うメニューになっていて、大変工夫されていると感じた。泉質は、無色透明無味ですが、料理と長湯を楽しみたい温泉宿と思います。3人が参考にしています
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