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すっかり近代化された伊東の町を歩いていたら、古めかしい木造建築に行き当たりました。「東海館」と呼ばれるその建物は以前は宿屋だったそうですが、平成9年に廃業していまは観光施設となっています。「ああ、こんな宿に泊まりたかったな~」と思っていると、その隣にも古めかしい木造の宿があるじゃないですか。それが「いな葉」でした。
現役の宿屋として使うために改造は加えられていますが、登録文化財である木造建築はとても美しいです。食事も伊豆ならではの海の幸がおいしく、夕食の(冷凍ものでない)キンメダイのしゃぶしゃぶや、朝食の伊勢エビのお味噌汁は最高でした。
ちょっとしょっぱいお湯が掛け流しで溢れ出す大浴場は、きれいに改装してありますが、古めかしい家族風呂の方がぽん太の好みです。
コンクリートのホテルも味気ないし、高級旅館は手が出ないというひとも、そこそこのお値段で昔の伊豆にタイムスリップできますよ。2人が参考にしています