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創業明治43年の老舗旅館です。
今回妻と親類とで一泊してきました。
老舗と言えど、建物は建て替えてあり古くはないです。
和風3階建てで、裏側が碓氷川へ落ちる河岸段丘際になり、浴室が地下一階にあたります。
浴室へのアプローチが実に風流で、黒い砂利石の中の敷石を歩いて行く廊下となっています。
脱衣室には竹を使った脱衣棚が有ります。ドライヤーは一つ。
浴室はこじんまりしたもので、うすい小豆色の御影石に囲まれた湯船が一つと、下周りは温かみを感じる造り。
内湯は昔からある源泉24℃の冷鉱泉を沸かして入れているとの事。無色透明の湯は柔らかみがあります。
カラン:シャワー一体式のもの。桶台無し。湯葉豆乳ソープとリンスインシャンプーの香りがすごく良い。
内湯は24時間入浴可能との事。
サウナは無い。
日帰り入浴は予約者がいる場合、出来ない事もあるようです。
露天:露天は普段混浴扱いです。予約をすれば貸切になります。
内湯からは一旦服を着て、反対側を行き下駄を履いていきます。
階段を下りるとあずまやの脱衣所が一カ所あります。
露天はあずまや付き岩風呂で広いです。
四方にすだれが掛かって落ち着きます。
湯は平成8年に湧出した52.6℃の恵みの湯が投入されています。
なお、恵みの湯は愛妻橋の北詰め辺りで湧出したんだそうです。簡保の宿が一番近いです。そこから付近の宿全てと、日帰りセンターに湯を供給してるそうです。
部屋:10畳、床の間付き。トイレ、洗面所、シャワールームはひとまとめになっています。
地デジテレビ、冷蔵庫、アメニティあり。
食事:朝夕、1階の広間で採ります。
鉱泉で沸かした湯豆腐や刺身こんにゃく、鮎の塩焼きなど地元ならではの料理に舌鼓、その間布団の上げ下げがあります。
付近には足湯、温泉記号の碑、梁、親水公園などがあり、また小麦と鉱泉を使ったせんべい屋が何店舗もあり散策するのも良いです。
12H241208土曇一泊2人が参考にしています