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かんぽの宿の中にある温泉施設。ロビーの前から右手に向かい、突き当たりが温泉である。良質な温泉や、多彩な機能バスを期待すると裏切られる。
小さな脱衣場に、同じく小規模な浴室、浴槽は二つで、大きめの主浴槽と寝風呂が並ぶ。浴槽には湯が耐えることなく注がれているが、循環湯であるから飲んではいけない。尤も、「この湯は飲めません」ときちんと表記されているが・・・
無色・無味・無臭の湯は適温なれど、個性の無い弱アルカリ性単純泉、単純泉を貶めるつもりは毛頭ないが、ここまで無個性なのは辛い。白湯と区別がつかない。典型的な循環塩素風呂、香りは塩素臭のみであるのが哀しい、低レベルの温泉。
隣の浴槽は寝風呂形式で、五人並んで利用が可能、窓が比較的大きく、庭園を眺めながらくつろげる体勢だ。
サウナ、機能バス、水風呂の類はなし。泉質が平凡だからせめてサウナぐらいあればとも思うが、ここはかんぽの宿であり、温泉を売りにする温泉宿ではないので、そこまで求めるのも酷な話だろう。
ただ、入浴料金が安く、コラーゲンのシャンプーの類が置いてあったのはサービス満点、入浴後もロビーでゆっくりすることができる。泉質を期待して行く場所ではないが、のんびりくつろぐことは可能だ。
正月に利用したため、結構混雑していた。1人が参考にしています