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巣鴨駅は”おばあちゃんの原宿”などと言われる地蔵通り商店街がありますが、それ以外にも歓楽街があったり、近くの学校に通う学生が沢山いたり、活気のある街です。そんな巣鴨の駅から大通りを越えて少し閑散としたエリアにある、ビル型銭湯です。
湯殿のラインナップ
洗い場(カラン24席)
シャワー(2席)
主浴槽(42℃、バイブラ、寝湯1席、座湯1席)
水風呂(18℃、200メートル地下より採取)
サウナ(有料200円)
ビルの入り口、地下に降りて行く階段があり、降りるとフロントがあります。恐らく昔は平屋で番台の普通の銭湯だったのでしょうが、老朽化で建て替えを行い、その時にビルに作り変えたんだと思います。東京銭湯にはそのような施設が多く、現在はフロント式が全体の半数以上を占めます。逆に言えば、破風造りの立派な番台式銭湯は時代の波にのまれ、近年は徐々に数を減らしていっています。私が銭湯お遍路を始めてからも、訪問した銭湯施設がどんどん無くなっていて、残念でなりません。
湯殿については新しい銭湯らしくピカピカ、ヒートポンプを使用しているようで、こちらは”身体に優しい”のがウリなんだそうです。水風呂は地下200メートル(お遍路マップには130メートルとあります)からくみ上げているようで、これぞまさしく”東京水”ですね。水曜日と日曜日は薬湯を実施しているそうですが、この日は違う曜日だったので普通の白湯になっていました。サウナは有料で200円かかるので今回は遠慮しました。東京銭湯は乾式サウナは有料で200円、湿式サウナの場合は無料で入れることが多いです。
入り易い銭湯で、良い施設だと思います。巣鴨駅からも近く、また15時開店と開店時間も早めなので重宝しそうです。8人が参考にしています