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この日は南信を回っていましたが、廻った中では唯一積雪していた所。すぐ隣に治部坂スキー場があるように雪がよく降るところなのかもしれません。
平日の午後4時ごろ到着。
国道153から少し奥まった所にあり、隠れ家的な雰囲気も漂ってきます。
建物前もひっそりある感じで。
中に入ると入浴施設というよりロッジのよう。「雪の中をよくお越しに・・・」と温かく迎えていただきました。
休憩所はありましたが、電気はOFFに。またロビーには軽食コーナーのようなところもあり。
脱衣所は籠と100円返金なしのロッカー・貴重品入れ。
浴室は扇状の形になっています。建物が全体は円形になっていて、その1角度分を浴室に割り当てているので、このような形になっているようです。内風呂1つのみ。浴室から外に出ることはできません。浴槽の窓からは隣の治部坂スキー場のリフト場が見えます。
お湯は特徴があまりなく。成分表を見ると薄い。それで加水あり。
温泉の成分を求めに来るより、ちょっと温まりに、またスキーをしに来たついで、隠れ家としてほっとしに来るなどという使い方が一番いいでしょうね。そういう使い方ならこのひっそり感はなかなかなものだと思います。
源泉名 治部坂温泉
アルカリ性単純温泉
Na 56.2、K 0.6、Mg 0.1、Ca 4.8、Al 0.08、Fe 0.09、陽イオン計61.9、
F 9.3、Cl 1.1、SO4 7.0、HCO3 98.4、HSiO3 12.9※、陰イオン計128.7、
pH9.2、泉温25.7℃(気温9℃)、湧出量 138L/m(掘削による動力揚湯)
調査及び試験年月日 平成4年10月29日
(※成分表ではHSiO3は炭酸イオンとなっていた。メタケイ酸イオンだと思うけど)
加水あり、加温あり、循環濾過あり、塩素系薬剤とオゾンによる殺菌、
週1回の湯の入れ替え、及び清掃。
(『宿り木の湯の温泉浴槽施設の概要』より。平成15年9月10日に新たに分析を起こったらしい。
その資料では温泉の成分については「温泉分析書をご覧ください」となっていた。)0人が参考にしています