砂むし会館「砂楽」の探訪記詳細「鹿児島県指宿の海沿いで本場の砂蒸し温泉「砂むし会館 砂楽」」

鹿児島県指宿温泉の「砂むし会館 砂楽」にて、本場の砂蒸し温泉を体験してきました！

砂むし会館 砂楽は、宿泊したホテル秀水園から徒歩3分ほどの場所にあり、ホテルフロントでチケット（920円）を買い、室内のタオルを持って浴衣で出かけました。

海岸の砂浜に砂蒸しのスペースがあり、夏は砂浜での砂蒸しもできるそう！

冬季や天候不良の時期は、藁のむしろで覆われた小屋で砂蒸しを体験します。

屋内で浴衣1枚に着替え、ストールとビーサンで海岸へ。
広い砂蒸しスペースはブロックで分けられていて、たくさんのスタッフさんがスコップで砂をならしています。

砂の下には天然の温泉が通っており、砂楽の砂蒸しはその熱を利用しています。
人工ヒーターではないので温まり方が緩やかなため、低温やけどの危険性も少ないです。

砂蒸し温泉の効用は、普通の温泉の3～4倍！
心拍出量の増加と深部体温の上昇により、抹消老廃物の排出や炎症性・発痛性物質の洗い出しと、十分な酸素・栄養の供給により体内が浄化します。

全身に砂をかけられて数分で足先からドクンドクンと脈動が全身に伝わり、じわじわと身体が温まってきます。
屋外の爽やかな風を感じながらのため、20分たっても息苦しさはなく、波の音を聞きながら快適に砂蒸しが受けられるのは本場ならでは！

起き上がると首から下はしっかり汗をかいていましたが、露天砂蒸しのため身体に負担は少ないと思います。
老廃物を排出して身体はすっきり、足の先までポカポカしています。

屋内に戻り、砂を流してお湯につかり、約1時間ほど滞在しました。
私はその後にホテルの貸切風呂を予約していたのでこちらでは砂蒸しメインでしたが、日帰り利用なら砂蒸しと内湯の両方を堪能することをお勧めします。