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秋田県本荘市の北隣、大内町の役場からほど近い、JR羽越線の羽後岩谷駅(無人駅)の駅舎改築に際して、道の駅、町有施設、宿泊施設をドッキングさせて作られた建物にある。
「鉄道の駅&道の駅に併設」といえば、確かにアクセスが良さそうに思えるが、羽越線は朝夕を除いて列車が極端に少ないローカル線、道の駅に面する国道も、海岸線を走る幹線の7号線ではなく、山間を大曲へ抜ける105号線であり、旅行者にとっては少々遠回りであることは否めない。むしろ地元住民の「パーク&ライド」として有効活用されることを目指した施設のようにも思える。
しかしそのぶん、幹線沿いに建つ道の駅よりも混雑の度合いが少ないように思えるのは、利用者からはアリガタイ限りである。特に清潔な露天風呂は、ゆっくり浸かって暖まるのに、とても具合がよろしい。惜しむらくは日帰り休憩場所の少なさだが、これは宿泊施設である以上、やむを得ないものと思われる。2人が参考にしています