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平日午前の訪問。さすがにすいていた。エントランスから脱衣所まで和風の空間で落ち着きを演出している。脱衣所はやや狭く、洗面所まわりとの動線の交錯が気になるか。後発組だけあり、他所を研究して作ったと思わしき、「少し差をつけた」普請はなかなかである。
こちらの白眉はやはり露天風呂にある源泉風呂だろうか。7・8人は入れるやや大きめの岩風呂は、緑白色の濁りがある源泉がかけ流しされている。微硫黄臭と弱い塩味を感じるナトリウム・カルシウム塩化物塩泉である。肌あいは柔らかく、また38℃ほどのぬるい温度であるために長湯が可能。スーパー銭湯にしては上等な湯を楽しめる。露天風呂の下の段の浴槽は加温・循環・ろ過・消毒ありの平凡なもの。やはりここは源泉を楽しまなくてはいけない。また、内湯もほとんどに温泉が張られているが、どれも強い塩素臭以外の特徴はない。すいている頃合を見計らって源泉を楽しめばご機嫌さんになれる。0人が参考にしています