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京阪御殿山駅から徒歩5分ほど。料金はお風呂のみなら410円、サウナや水風呂、シャンプー石けん備え付けのロイヤルゾーンに入れるロイヤルコースが640円、岩盤浴入れるコースが1070円、ロイヤルと岩盤浴全て入れるコースが1270円。ロイヤルコースは最近100円値下げしているそうです。
ロイヤルコースで入ってみましたが、置いてあるシャンプーやボディーソープも大した代物ではなく、サウナ、塩サウナ、水風呂、深いジェットバスとミネラルウォーターサービスがあるぐらいで、わざわざ追加料金払うほどのものかなという感じでした。洗面器にチェーンがつながっていて持っていけないようにしているのもやや興ざめ。
通常料金で入れる部分に温泉浴槽がありました。昔はなかったと思います。アルカリ性単純温泉との表記ですが、かすかに白濁した湯に無味塩素臭、ヌルヌル感なしと、温泉的にはちょっといただけないレベルでした。ほかにスチームサウナと露天には薬湯がありました。日曜の昼前、ガラガラではありませんでしたが賑わっている程までには至らない感じでした。まあふつうの銭湯と考えれば十分なのですが。それと、脱衣場の電気が点いていなくて部屋が暗いのが解せませんでした。
ところで、そもそもここがなぜ「渚の湯」というのか知らなかったのですが、平安時代、皇位争いに敗れて文芸にいそしむ惟喬親王の別荘「渚の院」がこの近くにあったのが名前の由来となっているそうです。親王と関わりのあった在原業平があの有名な「世の中にたえて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし」の歌をこの渚の院あたりの桜を見て詠んだのだとか。0人が参考にしています