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最近流行の日帰り施設を想像してはいけない。 外観、内部とも役場のような印象で、ここに温泉があるとは言われなければ気づかないだろう。
古さを感じずにはいられない施設だが、清潔に保とうとする施設側の姿勢は十分感じることができた。
泉質はナトリウム・カルシウム塩化物強塩冷鉱泉。 要するに食塩泉。
塩分量は相当なもので、ひげそり後に入浴するのは顔がヒリヒリして少々辛い。
湧出量は以外と多く毎分600リットル。 数種ある浴槽の中でこの源泉を加熱利用しているのは「温泉 寝湯、全身浴場」と表示されている浴槽のみ。 ジャグジーや気泡風呂はただの塩素風呂だ。浴室内の強い塩素臭もそれらの浴槽に由来するものと感じた。
そういう風呂やサウナには全く興味のない小生は温泉浴槽にばかり入っていた。
土曜日午前中だったが、別に混み合う事なく、実にゆったりと入ることができた。
無色透明、若干の酢酸臭(?)を伴うが、大変よくあたたまる泉質は食塩泉ならではだ。
具合の悪かった膝が入浴後、いつもまでもホコホコしていたのは実に印象的だ。
主観ばかりであてにならない温泉評論家気取りやかけ流し盲信者は決してここに行ってはならない。
ここはそんな連中など眼中にない、地元に貢献する泉質優良、良心的な施設なのである。1人が参考にしています