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「温泉シールラリー」で2月の上旬土曜の開店前に到着。
土曜日は午前8時からの開始。ですが、朝なのに結構な賑わいで人気の施設であることがよく分かります。
浴室の方の建物は最近多いドーム型で、作りはシンプルでコンクリート打ちぱなしと色使いも控えめ。派手な所も無く豪華さも感じませんが、とても洗練されたセンスを感じます。今回男湯だった方は「石庭の湯」。
ドーム型の半分が男風呂になっているので、半円状のスペース。天井も高く実際はそれほど広くはない内湯ですがそれでものびのびした感じ。
内湯浴室内は循環浴槽と源泉掛け流し風呂、あとエアレスジェットバス。
このエアレスジェットバスが意味不明でした。勢い良く出た湯圧を感じることもありませんし、一体どこがジェット?
内湯から違った区画にサウナはあります。
92℃表示で体感的には普通。20人前後の広さ。敷物は敷いてありますが、それとは別にパーソナルマットが使いきりで用意されています。12分計あり。浴室内と同じくサウナ内もオルゴール音が流れています。サウナ内に1つだけ窓がありますが、その窓の反対方向に座って外を眺めると、窓の向こう側には露天のところにある林が見えます。それがまるで絵画のようでとても美しい!
水風呂は3人。
露天も作りが素晴らしい。ウッドデッキと松林、シンプルな浴槽配置。リクライニングチェアの位置まで最初から決められて設計されているかのようで、整然としていてきっちり計算されたこのような感じはあまりない感じじゃないかなと思ったりもしました。
浴槽はシルキー風呂、変わり湯、循環浴槽と源泉掛け流し風呂です。
ただし、露天前にたぶん目隠しの為なのか土もりがしてあってそのため少々威圧感があったのが残念。囲いというものの無粋さを避けたいということはよく分かるのですが。。。。
露天にはリクライニングチェアが6つあり。
時間が無く今回源泉掛け流し浴槽に集中しましたが、源泉湯の方は鉱物臭に鉱物味。まとわりつくヌルヌル感。典型的な炭酸水素塩泉だと思います。ただしヌルヌル度は強いって言うほどではありません。
露天の源泉掛け流し風呂の投入口すぐ近くで浸かっていましたが体毛にかなりかすかな泡付有り。またこれもかなり目立たないですが黒色の湯の華も浮いており。湯温計表示40℃ですが、体感的にそれより低く感じます。でも長く浸かるにはなかなか適した湯です。
丁度塩素チェックをしに見えた方がいらっしゃいましたが、源泉掛け流し風呂はスルー。で一応お聞きしましたが、薬剤の投入はないとのこと。あとで分析書の方で見ると源泉掛け流し風呂は銀イオン及び紫外線を使用。素晴らしい!
炭酸水素塩泉ということで脂分がとらわれやすく、浴後の肌はさらさらした感じになりました。
脂分が取られすぎると、湯冷めしやすくなるかもしれませんので、寒い時期はお気をつけください。
売店にはお土産だけでなく、弁当やおにぎり類も豊富でケーキ類も有った事に驚き。聞いてみると土日だけでなく平日も置いているそう。ちょっとしたコンビニより豊富かもしれません。ここの施設全体の運営を任されている会社はパン・和洋菓子などの製造販売などをやっている会社のようで、さすがパン屋さんの会社。これまた素晴らしい。
その他温泉スタンド有り。
源泉名 浜北温泉 浜北2号
ナトリウム-炭酸水素塩温泉(低張性・アルカリ性・温泉)
[湧出地]pH9.0、泉温35.5℃(気温12.3℃)、湧出量 109L/m(動力15kw 水中ポンプ)、
Na 304.1、K 5.0、Mg 0.6、Ca 1.4、Al 0.5、Fe 1.4、
HCO3 642.0、CO3 44.8、OH 0.2、Cl 51.1、HS 0.2、SO4 0.6、
メタケイ酸 24.8、メタホウ酸 64.0、
蒸発残留物 0.829g/kg、溶存物質 1.141g/kg、成分総計 1.141g/kg、
分析終了年月日 平成18年12月26日
加水無し、加温有り、源泉掛け流し風呂以外循環ろ過装置使用、源泉風呂(循環風呂)は塩素系薬剤使用・源泉掛け流し風呂は銀イオン及び紫外線を使用。
※「あらたまの湯の特徴」より
あらたまの湯の「ナトリウム-炭酸水素塩泉」は低張性・アルカリ性温泉に分類され、入浴後の清涼感があり、肌がなめらかになり、すべすべすることから以前より「冷の湯」「美人の湯」といわれています。・・・(途中省略)・・・「あらたまの湯」は泉源からの距離が非常に近く、さらに109L/分という豊富な湧出量があるため、塩素を添加せず、加水も行わない「源泉掛け流し」の浴槽もあり、温泉自体の老化が少ない「新鮮な温泉水」に入浴できます。あらための湯の温泉水が新鮮である事は、汲みたての温泉水に炭酸水素による泡がたくさん見られ、時間が経つとともに泡が減ってくることからもわかります。(以下略)
【新規クチコミ:180湯目】4人が参考にしています