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投稿日:2006年12月1日
足指のあいだがキモチいい~(^^;) (上湯温泉大衆浴場(閉館しました))
イーダちゃんさん [入浴日: - / - ]
55.0点
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師走の初日、書類の取得で神奈川の藤沢市役所にいったついでに、時間のあまった夕刻を利用して、電車で地道にゴトゴトと箱根までいってまいりました。
今回の目的は、塔ノ沢の上湯温泉大衆浴場!
いや~ 仕事で駆けまわっていた町の雑然とした空気と比べると、山々の美しい箱根町の空気はつんと冷たく、道行く人々の息も白くて、端的にいってかなり寒かったです。ここには一足先に冬が訪れていました。さすが、山峡の町。僕は、都会風の仕事用ジャケットのままの軽装でしたので、いささか焦りました。ヤバ、風邪ひかないかなあ、なんて。
湯本駅から塔ノ沢まで、クルマがないんで延々歩きます。早川のさらさらいう瀬音を聴きながら。箱根の山々は、ちょうど紅葉のまっ盛り。赤や黄色の葉っぱのあいだから見る早川の風情が素晴らしい。
上湯温泉大衆浴場は、一の湯さんを越えてちょっとのあたりにありました。番台のおばちゃんに挨拶して、400円払って入ります。ちょうど出るところのおっちゃんと「こんちわ~」と挨拶してすれちがいます。金曜の夕だというのに、お客は僕だけのようでした。
こちら、タイル張りの、案外大きめな湯舟です。5,6人は悠々つかれそうな感じ。窓には覆いがされていて、景観はまったく効きません。クチコミ通りの鄙びた風情です。
そして、お湯は・・・熱ッ。
けど、身体に染み入るような、いい湯です。泉温43度。淡い香りの単純泉なり。道中の寒気で冷え切っていたせいか、いつもよりグンと効く感じがありました。ああ、やっぱり共同湯はいい、いいですなあ、と、洗面器を枕に5分程したナイショのうたた寝が極楽でした。
お風呂を出た5時には、箱根の町はもうすっかり陽が落ちていて・・・
ヘッドライトをつけたクルマが1号をビューンと通りすぎていって、路肩のとこからは温泉の湯けむりが白くあがって、
う~む、そこはかとない温泉情緒に気持ちがゆらりとなっちゃいました。
あと、こちら、なかなか汗のひかない、効能豊かなお湯でしてね、お風呂あがって1時間たっても、靴のなかの足指のあいだがずーっとツルツルスベスベして、それが大変(^@^;>気持ちよかったデス。14人が参考にしています
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