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青森県五所川原市にある立ち寄り施設で、国道339号線沿いに建っています。「ツル多はげます会」で有名な山田温泉さんを数キロ北上したところです。昼間は金太郎のイラスト看板が目立ちますが、夜はライティングも控えめで少々侘しさを感じてしまう外観です。施設手前には広々とした駐車場があり、グループ営業と思われる小さな飲食店も併設されていました。
大人350円也の入浴料をお納めし、早速浴室へ。天井付近の壁には鮭をしょった熊と金太郎さんのペンキ画が描かれていましたが、かなり剥がれ気味で、これまた侘しさを感じずにはおられません。なんともB級モードの漂う浴室です。
肝心のお風呂はというと、以前は打たせ湯や露天、サウナもあったようですが、現在は使用不可で内湯浴槽と水風呂浴槽というシンプルなラインナップ。まずは内湯浴槽から入湯。
メイン浴槽は縦二連の浴室中央配置で周りの壁にカラン&シャワーがズラリと並ぶ、青森温泉銭湯の王道と言える配置になっています。浴槽は大小で仕切られ大が10人サイズ体感42度強、小が2-3人サイズ体感44度弱といったところ。大小の浴槽の仕切りにもなっている湯口は、とても独創的なデザイン&設計になっており、目を見張るものがあります。
浴槽のカラーも影響してか、湯は浴槽内でエメラルドグリーンンに見えますが、実際は透明に近い笹濁りです。泉質は良質の塩化物泉でムンムンとした油臭はなかなかのものです。細かい気泡が体にまとわりつきヌルツルした肌当たりも秀逸。浴感もしっかりとしており、温泉に浸かったという達成感が充分味わえます。
もう一つの水風呂浴槽ですが、こちらは体感35度弱の超温湯浴槽になっていますが、なんと玉子臭が仄かに香ります。詳細は不明ですが、どうやら別源泉の模様です。メイン浴槽の熱湯とこの水風呂浴槽を交互に入るのが私のお勧めで、ちょっとクセになる気持ちよさです。
お風呂のラインナップが少ないことや少々経年化した施設ということからか、昼夜ともお客さんの数は少なめで、ちょっぴり寂しい感もあります。しかし源泉の実力&湯使いは大変素晴らしく、泉質重視、静かにゆっくり過ごしたい方々には穴場的存在でしょう。貸切制家族湯(1時間1200円)も6室完備とのことで次回はこちらも挑戦したいです。4人が参考にしています