-
投稿日:2024年3月14日
またふらっと訪れたい津軽の鄙びた名湯… (森田温泉)
きくりんさん [入浴日: 2022年10月27日 / 2時間以内]
55.0点
-
55.0点
-
33.0点
-
0 - 点
-
0 - 点
またふらっと訪れたい津軽の鄙びた名湯
JR五能線の陸奥森田駅から、徒歩で約3分。県道267号線沿いに佇む、昭和47年(1972年)に開業した鄙びた木造2階建ての温泉民宿。現在宿泊はできず、日帰り入浴のみの営業です。平日の午後、利用してみました。
入口には、「重曹と炭酸の薬湯 森田温泉」の文字がかすれた看板。建物の前に駐車スペースもあり、5〜6台は停められるでしょうか。
入浴料350円は、玄関を入って女将さんへ。廊下の右側に男女別の浴室があり、男湯は手前側です。
棚にプラ籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーなし。浴室に入ると、左側に3人分の蛇口がある洗い場(蛇口も温泉)。蛇口の湯を口に含むと、ほんのりと鉄臭がして苦旨じょっぱい炭酸味。なぜか、常時3つとも湯が出しっぱなしになっています。石鹸などのアメニティはありません。
奥の窓際に4人サイズのタイル張り内湯があり、うっすら茶褐色がかった透明のナトリウムー塩化物・炭酸水素塩泉(源泉名: 森田温泉2号泉)が、サラサラとオーバーフロー。床のタイルが、温泉成分で飴色に変色しています。
泉温42.5℃を加水・加温せず、42℃弱位で供給。PH6.7で、肌がスベスベする浴感です。循環・消毒もなしで、源泉かけ流し。塩ビ管の湯口は浴槽内で、ボゴボゴと音を立てて注入。のんびりしていると、びっしり泡付きも見られます。
浴槽の右側には、1人分のトド寝できるスペースも。時間帯が良かったのか、ずっと貸切状態でまったりできました。いつまでも、このままの風情であり続けて欲しい名湯です。
主な成分: リチウムイオン0.2mg、ナトリウムイオン1438mg、アンモニウムイオン0.8mg、マグネシウムイオン21.3mg、カルシウムイオン31.9mg、マンガンイオン0.2mg、総鉄イオン0.9mg、フッ化物イオン0.3mg、塩化物イオン1467mg、臭化物イオン5.0mg、ヨウ化物イオン0.4mg、リン酸水素イオン2.3mg、炭酸水素イオン1606mg、メタケイ酸184.6mg、メタホウ酸9.4mg、遊離二酸化炭素402.0mg、成分総計5.262g17人が参考にしています
-