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都心に用事があったついでに訪ねました。
この銭湯の近くには「こんぱる小路」という狭い路地があります。
銀座だから入れましたが、もし治安の悪い地域であれば入るのをためらう怪しい路地で、探検好きにオススメです。
さて金春湯ですが、ビルの1階、小料理屋の入口みたいなところを入ります。
玄関は、木製キーなど昔の風情を強く残します。
脱衣所は、番台にお婆ちゃんが座り、格子天井、天井扇風機付で、ここも古さを感じます。(ただしロッカーはコインリターン式と新しい)
浴室は、まるで新品のようにキレイです。
カラン16のコンパクトなもので、カラン1列に2組のシャンプーセット常備。
桶はケロリンではなくモモテツ。
浴槽上の「錦鯉」、男女壁の「花鳥風月」のタイル絵が素晴らしい。
奥壁には中島氏の「赤富士」のペンキ絵、女湯は「青富士」のようです。
浴槽は、ジェット付きと無しの2槽、温度は42~3度付近と想像よりずっとヌル目でした。
日本一の街に相応しく、小さいけど美しく、清潔感のある「粋」な銭湯です。
銀座だから「入館料1000円」という訳ではなく、(当たり前ですが)普通の460円の銭湯料金。
そう考えるとCPは極めて高く、得した気分になりました。17人が参考にしています