-
投稿日:2005年3月11日
歴史ある「琥珀の湯」 (青堀温泉 ホテル静養園(閉館しました))
喜劇駅前温泉さん
[入浴日: - / - ]
33.0点
-
0 - 点
-
0 - 点
-
0 - 点
-
0 - 点
JR内房線青堀駅から徒歩10分ほどの場所にあります。
ホテル自体はくたびれた風情で、怪しげな色使いの看板と相俟って、本当に入って大丈夫なのだろうかという気持ちがちょっぴりしてしまいます。けれども、玄関に着くと、その前には上総掘りの温泉井戸があって黒湯が湯気をあげて湧き出しており、とても存在感があります。歴史は意外と古く、大正2年から地下700メートルより自噴しているのだそうです。
浴室は、内湯と小さな露天風呂があります。湯は見事な黒湯ですが、泡が立ちやすい泉質のようで、とろみはあまりなく、微アンモニア臭がしました。宿のHPには、この湯を明かりに透かしたところ、とても美しい琥珀色に光ったので、「琥珀の湯」として商標登録したとのこと。
お湯の使い方に関する掲示が出されており(HPでも掲載されていた)、循環とかけ流しの併用で、加水、消毒注入は一切なしとのことです。そういう情報を公開する姿勢には好感が持てました。露天風呂の方が適温なのですが、内湯の方が湯の使い方がよく、湯の鮮度もいいように感じられました。
(2005年3月入浴)2人が参考にしています