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昨日今日と一泊してきました。
福井駅前からチェックインの時間に合わせて唯一無料バスが出るのが3時半なので、それに合わせて待っていると、日帰り客を乗せたバスが到着。降りてくるのは後期高齢者とお見受けするおばあちゃんばかりが十数名。お年寄りの利用者が多いことが窺えます。
約30分で旅館到着。浴場は入ってすぐ右手のところ(旧館)と新館大浴場とがあり、まずは旧館側へ。こちらには泡風呂、アロエ風呂、露天風呂があり、なかには地元の方とおぼしきおじいちゃんが大勢。アロエ風呂とはどんなもんじゃろと入ってみると、なかにアロエが詰め込まれているのでしょう白い袋に温泉が注がれ、その成分が湯船に溶け出しているのでしょうが、湯は透明で肌触り、においとも特別変わった感じはしませんでした。それよりも、湯が熱く、長湯はしないようにとの表示も。源泉口からはチョロチョロと湯がでており、それをペットボトルや水筒に入れている人もおり、コップもあったので一口口に含んでみましたが、火傷をしそうなほどの熱さ。代わって露天は逆にぬるめでいつまでもつかってられそうでした。
一呼吸おいて新館大浴場へ。こちらの湯、飲泉用の源泉も熱い。砂利風呂は目安として30分~1時間つかるとよいとありましたが、湯はぬるく、こんなんでそんなにつかっていると風邪をひいてしまうのではと案じましたが、重労働で砂利を掘り体を横たえると、なるほど砂利が温かいので程よく体が温まってきます。ただし、外にある歩行浴用の砂利のところは湯ではなく水であり、気温の寒さもあって早々と退散。まっ、旧館も新館も浴場の作りが凡庸な分、砂利風呂の珍しさでカバーしてるってところでしょうか。
大浴場を出たところには成分分析表があり、泉質は硫酸塩泉、地下1500Mから源泉も出ていますが、循環・濾過、福井県の公衆浴場の条例か何かで塩素系薬品で消毒もしていると記されてありました。
土曜・祝前日なら1泊2食で9000円からあるところ、16000円を奮発してカニ会席コースにしたんですが、カニが手を変え品を変え出てくる出てくる、もうしばらくはカニを見たくないと思うほどのカニ料理でした。
なお、ここにはゆのくに湯治館というのも隣接しており、こちらなら自炊をして2泊以上から1泊4000円で泊まれます。
朝チェックアウトする時には、ご老人が家族の人に車で送ってもらって、あるいは連れだって次々にやって来てました。1人が参考にしています