個室で楽々!会席ランチと美肌の湯を楽しむ子連れ日帰り温泉旅行
[神奈川県] 飯山温泉 元湯旅館
今回の温泉探訪記ガイドはこの人
神奈川県在住の温泉ソムリエブロガー。
2歳の女の子ママとして、子連れ温泉旅行を楽しんでいます♪
お久しぶりです。
1年ほど前まで温泉探訪記によく投稿していた、温泉ソムリエブロガーのΨあやΨです。
この1年ほどは初めての妊娠・出産で空前絶後のぉ~!超絶怒涛にぃ~!!バタバタしており、すっかり温泉探訪記から遠ざかっていました。
産まれて数ヶ月はヒキコモリで真面目に育児をしていたのですが、徐々に出かけたがりの血が騒ぎ、生後半年ほどから北は北海道、南は石垣島まで毎月の子連れ旅行に出かけていました。
小さな子供がいると温泉旅行も今までとまったく目線が異なるので、これからは「子連れ温泉旅行」のポイントも加えながら探訪記に投稿したいと思います。
というわけで、子連れ温泉探訪記の第1弾は、東名高速道路の海老名SAから約20分とアクセス抜群の「飯山温泉 元湯旅館」。
個室利用ができる会席ランチ付きの日帰りプランで温泉ショートトリップを楽しんできました。
イエェェェ~イ!!!ジャスティス!!!
子連れポイント① 最大4時間の個室利用
日帰りプランの個室利用時間は、11:00~15:00の最大4時間。
12畳+掘り炬燵の小上がり付きのこんなに広いお部屋が使えます。
ハイハイとつかまり立ちの小怪獣を抱える身としては、個室利用は本当に助かる!
動きたいさかりなので部屋に解き放った瞬間にサササーッと高速ハイハイで逃走され、窓の外の美しい紅葉を楽しむどころではありませんでしたが、大広間などで他の方に迷惑をかけることがないので安心です。
ありがたいことに、お宿の方から娘がお昼寝できるように赤ちゃん布団と毛布を貸していただけたので、ひとしきり遊ばせたあとはおとなしくお昼寝をしてもらいました。
子連れポイント② お部屋での会席ランチ
怪獣が寝ている隙に、大人は旬の食材を使った会席料理ランチをいただきます。
飯山温泉 元湯旅館の総料理長は四條眞流師範の称号を持つ方だそうで、その総料理長が手掛ける旬の地場産素材を使った会席料理は目でも舌でも楽しめる超豪華なランチコースでした。
柿の前菜に始まり、蟹の茶碗蒸し、名物のタニシ料理、みその香りが食欲をそそる猪鍋(猪肉は低カロリー・低脂肪でありながら栄養価が高く、コラーゲンもたっぷりで美肌効果抜群!)などとボリューム満点。
品数も多く、味付けも上品なので、離乳食が後期~完了期の赤ちゃんなら取り分けで一緒に食べられると思います。
我が家は離乳食を持参しましたが、電子レンジでの温め直しにも快く応じていただけました。
子連れポイント③ 全国有数の美肌の湯
飯山温泉 元湯旅館の温泉は、pH11.3という全国でもトップレベルの強アルカリ性温泉。
アルカリ泉は皮膚の角質をやわらかくして肌がなめらかになる作用があり、美人の湯・美肌の湯として人気の泉質です。
比較的やさしいお湯なので赤ちゃんも一緒に入ることができ(湯上り後の保湿は必須)、親子一緒に楽しめる温泉です。
大浴場は男女別で2ヶ所あり、13:00~13:30の清掃時間を挟んで入れ替えのため、日帰り利用でも両方に入ることができます。
こちらは名物の「たぬき風呂」!
大小のたぬきたちがドドーンと鎮座し、インパクトは抜群です。
たぬき湯は別名「出世風呂」と言われ、お湯につかれば他に抜きんでて出世したり、商売繁盛につながるとか。
たぬきの福々しお顔とお姿を拝みながら、広々とした温泉に手足を伸ばします。
飯山温泉 元湯旅館は源泉が17.5℃のために加温・循環していますが、加水はありません。
日本有数の強アルカリ性温泉はツルスベ感が強く、美肌効果は抜群!
露天には打たせ湯もあり、日頃の育児で凝り固まった身体がほわぁ~と解き放たれていくようでした。
子連れポイント④ ベビーアイテム完備
赤ちゃんと一緒に入るなら、もう一方の大浴場「湯あそび」がおすすめ。
こちらも自家源泉のお湯は同じですが、脱衣所にベビーベッドが置かれていたり、洗い場にはベビーバス・バスチェア・ベビーソープ・シャンプーハット・お風呂で遊べるおもちゃが用意されていました。
せっかくなのでお昼寝から起きた娘と一緒に入ったのですが、渓流露天風呂は浅くなっているところもあるので小さな子供がいても安心です。
こちらには源泉風呂もあり、源泉好きにはたまらないところですが、何せ17.5℃なので子連れでザブンと入るわけにもいかず、肘下に全神経を集中させて腕で堪能しました。
川のせせらぎと東丹沢の大自然を眺めながら入る露天風呂は、いつものお風呂と違った景色が楽しめて子供の情操教育にもよさそうですね。
あっという間の4時間でしたが、贅沢なお食事と素晴らしい温泉を楽しめて癒され度は100%!
旅館のスタッフさんもやさしく、子連れウェルカムの雰囲気なので、日帰り・宿泊利用ともに小さな子供がいても気兼ねなく訪れることができると思います。
平日のワンオペ育児では「子供とのお風呂=苦行」ですが、こんな環境だったら喜んでいくらでも入れますね。
また、たまのご褒美温泉を楽しみに毎日の育児をがんばりまーす!