自噴で毎分約700Lの豊富な湯量と人間をダメにする極上炭酸の「山口温泉」
[山梨県] 山口温泉
今回の温泉探訪記ガイドはこの人
神奈川県在住の温泉ソムリエブロガー。
ゴルフ・スノボ・ダイビング・レーシングカートの趣味を経て、現在は温泉に夢中な自由人。楽してきれいになるズボラ温泉美容道を探求中!
温泉ソムリエ32期の同窓会湯巡り旅行にて、1泊2日で長野県・山梨県の10湯に入りました。
(石遊の湯・小斉の湯・大和温泉・衣温泉・毒沢鉱泉 宮乃湯・ホテル山王閣・旦過の湯・韮崎旭温泉・山口温泉・草津温泉)
韮崎旭温泉のあとは、再び炭酸を求めて「山口温泉」(600円)へ。
地下920mより毎分約700L(1日約100万L)の自噴と、県内屈指の豊富な湯量の天然温泉です。
ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉のお湯は黄色透明で、無加温なのでぬるめです。
こちらも天然の炭酸が味わえ、お湯の中に泡が目視できるほど。
肌に炭酸のベールができ、毛細血管から入った炭酸が血管を押し広げて血流を促し、健康にも美容にも効果的!
飲泉すると、鉄の味を感じました。
飲泉は胃腸に効き、慢性胃炎と便秘は食後に冷たい源泉、胃酸過多は食前に温かい源泉が効果的な飲泉方法だそうです。
露天は、苔と汚れが気になりました。
泉温が高くないので、まるで池の庭の鯉にでもなった気分…。
炭酸ガスと塩分の効果で温まり、服を着てもポカポカが続くほど温まりました。
重層泉なので角質が落ちるので、湯上り後は化粧水やクリームでしっかり保湿するのがお勧めです。
■ 源泉 : 山口温泉
■ 泉質 : ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)
■ 泉温 : 41.6℃(気温25.4℃)
■ 湧出量 : 毎分686L(自噴)
■ pH : 7.65
■ 形態 : 加水×、加温×、循環×、消毒×