鹿児島県霧島の泥パックができる天然泥湯「さくらさくら温泉」
[鹿児島県] さくらさくら温泉
今回の温泉探訪記ガイドはこの人
神奈川県在住の温泉ソムリエブロガー。
ゴルフ・スノボ・ダイビング・レーシングカートの趣味を経て、現在は温泉に夢中な自由人。楽してきれいになるズボラ温泉美容道を探求中!
霧島神宮近くの「さくらさくら温泉」(700円)は、霧島で唯一森林浴ができる天然泥湯温泉。
レストランや宿泊施設も併設しており、「さくら館」には貸切露天風呂みやま湯、「さくらのお宿」には貸切露天風呂もみじ湯、「さくらの村」には岩風呂風の内風呂などを備えています。
男性用の殿様湯、女性用の美人湯、それぞれに広い内風呂と露天風呂があります。
美人湯は、内湯・露天共に2つずつの浴槽がありました。
お湯は、ほのかに香りのする単純硫黄泉。
源泉掛け流しですが、加水しているそうです。
■ 源泉名 : さくらさくら温泉
■ 泉質 : 単純硫黄泉(低張性・弱酸性・高温泉)
■ 泉温 : 54.7℃(気温24℃)
■ pH : 5.8
■ 形態 : 源泉掛け流し(加水)
さくらさくら温泉は泥パックが有名で、この泥は源泉地の底より人手によって採取された天然の湯の花。
源泉地は直線で約2km離れたえびの高原新湯温泉の近くにあり、熟練の技で泥を採取しているそうです。
泥パックは肌が薄く見える程度に塗ると、約5分で乾きます。
冷たい泥なので、露天につかりながら顔・デコルテ・腕に塗るのがお勧め。
殿様湯では(この寒いのに)全身に泥を塗り、急所にまで塗っていたおじさんもいたそうです…。
内湯に戻る前に泥を落とし、さらに石鹸で洗い流すと美肌効果がより一層実感できます。
天然温泉の泥パックで肌はしっとりツルツルになり、泥の吸着力で皮脂汚れなどもデトックスできました。
貴重な体験ができた霧島神宮温泉のさくらさくら温泉でした。