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宮古市田老地区を走る国道45号線から、山道を上がって行くこと約4km。古くからマタギや木挽き、炭焼きなど山仕事の人たちが、傷や疲れを癒したと伝わる小田代冷泉を引く、昭和54年にオープンした日帰り入浴施設。日曜日の午後、利用してみました。
入浴料400円(2時間未満)は、玄関を入って正面の受付で。受付から左手に進んだ廊下の右側に、男女別の浴室があり、男湯は手前です。
棚にプラ籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーなし。浴室に入ると、左右に4人分のシャワー付カランと1人分のカランがある洗い場。石鹸などのアメニティはありません。
窓際に5人サイズと1人サイズに2分割されたタイル張り内湯があり、無色透明の単純冷鉱泉が満ちています。右側のジャグジーが付いた大きな方は湯温40℃位、左側の湯口がある小さな方は42℃位に加温。肌がややスベスベする浴感です。湯口の湯を口に含むも、無味無臭。窓は磨りガラスで、景色は望めません。
訪れた時はたまたま誰もいなくて、ちょっとだけ貸切状態。まったりしていたら、やがて次々と来客。分析書や冷泉の使用状況表示はありませんが、昔から根強い人気があるとのことで、今も客足は絶えないようです。15人が参考にしています