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投稿日:2016年12月22日
巨石ゴロゴロと茶濁湯 (奥尻湯ノ浜温泉ホテル緑館(閉館しました))
きくりんさん [入浴日: 2016年9月9日 / 2時間以内]
44.0点
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55.0点
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44.0点
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奥尻島西海岸の小高い丘の上に建ち、島で唯一の温泉リゾートホテル。ホテル前の駐車場の一角に、海を見下ろす素晴らしい眺めの足湯もあります。神威脇温泉保養所からも近いので、平日の午後に日帰り入浴して来ました。
入浴料800円は、広いロビーの奥にあるフロントで。そこから右手に進んだ廊下の右側に、男女別の大浴場があります。棚にプラ籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室に入ると、右側に8人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは一般的なものです。3つの岩風呂がありますが、温泉は真ん中の主浴槽のみ。12人サイズの巨石を配した野趣溢れる浴槽には、茶褐色に濁ったナトリウム・カルシウムー塩化物温泉(源泉名:神威脇温泉 1号井と2号井の混合)が、源泉かけ流しにされています。泉温63.0℃を加水せず、42℃位で供給。PH6.5で、さらりとした浴感です。湯口は浴槽内で、鉄臭が漂います。右側には、12人サイズの浴槽がありますが、こちらは無色透明の白湯。そして、左側の5人サイズの方は、サウナ用の水風呂でした。
続いて、外の露天風呂へ。9人サイズの岩風呂で、湯温は41℃位。こちらも湯温は浴槽内ですが、オーバーフローも見られます。表面には、白っぽい膜のような湯の花。ローマ神殿のようなモニュメントと、日本海の大海原を眺める雄大な景色。先客が上がられた後、ずっと貸切状態で満喫できました。
温泉分析書は、神威脇温泉保養所と同じものが掲示されています。使用状況表示はなく、フロントで確認すると加水等せず源泉かけ流しなのだそう。ホテルの裏手にワイナリーを併設し、海の幸にも恵まれているので、いつか泊まって味わってみたいです。
主な成分: ナトリウムイオン3020mg、アンモニウムイオン0.2mg、マグネシウムイオン122.9mg、カルシウムイオン1007mg、マンガンイオン0.5mg、第一鉄イオン5.2mg、フッ素イオン0.4mg、塩素イオン6089mg、硫酸イオン557.8mg、炭酸水素イオン757.0mg、炭酸イオン0.2mg、メタケイ酸158.6mg、メタホウ酸16.5mg、遊離二酸化炭素390.4mg、成分総計12.35g10人が参考にしています
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