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地下鉄平野駅を出まして、北に進んでいきます。歩道橋の先の路地を東に入ってすぐのところです。白色の2階建てで上は住宅になっています。煙突は先が細いタイプでした。隣に駐車場があります。玄関先の掲示では福井工務店というところの仕事みたいです。
番台式で脱衣所は普通サイズ。ドリンク冷蔵庫、スポーツ紙、一般紙、漫画の単行本が置かれています。珍しいことにお客さんは若い人が多く、地域がらなのか分かりませんがちょっと意外でした。一般の銭湯さんのお客といえば、地元の高齢者がほとんどだったりしますからねぇ。
浴室は入り口側に寝浴のジェットバスがあります。中央にはいわゆる階段風呂がありまして、こちらが主浴槽となっています。上から順に電気風呂→浅風呂超音波→深風呂の順に流れてきまして、最後は専用の回収口に消えていきます。どの浴槽も大きめになっていまして、のびのびと入れるのが嬉しいところ。湯温は42℃ほどで塩素臭は弱めでした。奥にはサウナと水風呂があります。水風呂はサッパリと冷たくなっていまして、人が入るとあふれ出すような感じです。
お風呂自体もいいのですが、ここの最大の見どころは奥の壁に描かれたクラッシュドタイルを使用したモザイク画ですね。大きいのですがかなり精巧な作品でして、モチーフは大阪城と思われます。これはなかなか見事です。今まで拝見した数々の銭湯アートの中でも作品の質という点では最高傑作の1つになるかもしれません。これはいいと思います。もちろん湯や水のコンディションもいいですから、わざわざ入って行きたくなるようなところですね。是非訪問してくださいませ。5人が参考にしています