- 温泉TOP
- >
- 北陸・甲信越
- >
- 山梨県
- >
- 勝沼
- >
- 一之橋館
- >
- 一之橋館の口コミ一覧
- >
- 一之橋館の口コミ 笛吹川を臨む湯宿
-
背後に秩父連山、前方に甲府盆地が広がる山間部に位置し、笛吹川の渓谷美が素晴らしい、一之橋温泉の一軒宿。土曜日に、一泊二食付で利用してみました。
明治28年開業の老舗宿で、敷地奥の本館と手前の新館の二棟があります。この日は、新館1階の8畳次の間付和室に宿泊。笛吹川を見下ろす、眺めの良い部屋です。
夕食は、本館の広間で。お品書きはなし。胡麻豆腐・鮑煮貝・葡萄入ワインゼリーの先付から、山菜をふんだんに使った天婦羅、胡麻合え、酢の物も並びます。刺身には馬刺も入り、ヤマメの塩焼きは焼き立てだし、煮物も美味い。メインの甲州ワイン豚鍋で、酒もすすみます。留椀は蕎麦で、茶碗蒸しやデザートも付いて、お腹一杯になりました。
就寝前に、本館の大浴場へ。玄関から真っ直ぐ廊下を奥に進み、突き当たりを左折した先に、男女別の浴室があります。棚にプラ籠が並ぶ脱衣場。浴室左側には、シャワーの付いたカランと、カランのみが2つづつある洗い場。アメニティは一般的なものです。
5人サイズのタイル張り石枠内湯には、無色透明の単純温泉(源泉名: 一之橋館)が満ちています。自然湧出の泉温25.1℃を、41℃位に加温して供給。PH8.4で、肌がややスベスベする浴感です。循環・消毒ありながら、塩素臭なし。仄かな鉱物臭がします。翌朝も、窓の外の渓谷を眺めたりして、のんびり湯浴みできました。
朝食は、昨晩と同じ本館の広間で。虹鱒の甘露煮が主菜の、体に優しいメニューです。春キャベツ入りハムエッグも、出来たてで旨い。リーズナブルに泊まれて、笛吹川のせせらぎに癒される渓谷の宿かと思います。
主な成分: ナトリウムイオン70.9mg、カルシウムイオン32.1mg、塩素イオン69.4mg、硫酸イオン118.2mg、炭酸水素イオン21.6mg、炭酸イオン5.9mg、メタケイ酸42.6mg、成分総計0.367g13人が参考にしています