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投稿日:2015年3月22日
なぜか鉄の存在がない (伝正寺温泉 桜井館(閉館しました))
きくりんさん [入浴日: 2015年1月4日 / 2時間以内]
33.0点
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茨城県西部に位置する桜井市真壁町にある、忠臣蔵ゆかりの伝正寺門前に佇む老舗宿。かつて、太宰治や室生犀星も投宿したのだとか。日曜日の夕方、日帰り入浴してみました。
慶応3年(1867年)創業ですが、平成25年9月に本館を全面改装した為、外観はモダンな佇まいに変わっています。入浴料800円は、玄関左手のフロントで。廊下を真っ直ぐ奥に進み、突き当たりの扉を開けると階段。下りたところに、男女別の大浴場があります。この日は男湯に湯が張られてなく、女湯の方を使わせて頂くことに。棚にプラ籠が並ぶ、きれいな脱衣場。小タオルが完備されています。ガラス越しに岩を眺める、変わった造りの浴室。広い洗い場には、シャワー付きカランが6人分。アメニティは、ワイン配合です。8人サイズの御影石造り内湯には、無色透明の単純鉄(Ⅱ)泉(炭酸水素塩型)[源泉名:空欄]が満ちています。自然湧出(毎分5L)の源泉11.6℃を、40℃位に加温。ちょっとぬるかったので、加温蛇口をオープンにして、かけ流し状態へ。自分で調整できるのは、いいですね。PH6.1ながら、肌がややスベスベする浴感です。分析書では鉄が多いようですが、なぜか口に含むも無味無臭!? 微かに鉱物臭はするものの、温泉の個性が感じられないのは、ちょっと残念かな。露天風呂はありませんが、貸切状態だったのでまったりできました。
主な成分: ナトリウムイオン13mg、マグネシウムイオン5.7mg、カルシウムイオン9.2mg、総鉄イオン35mg、マンガン(Ⅱ)イオン6.3mg、塩素イオン11mg、硫酸イオン5.1mg、炭酸水素イオン160mg、メタケイ酸25mg、成分総計0.2739g16人が参考にしています
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