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洞川温泉の旅館街の玄関口に佇む、江戸後期に開業した老舗旅館。平日に、一泊二食付で利用して来ました。大峰講の宿場として栄え、木造二階建ての重厚な建物にも、多くの各講社の提灯が飾られています。この日は、本館2階の「一番」の間に宿泊。本来なら、別館の6畳の部屋になるところでしたが、宿泊者が私だけだった為、8畳二間続きの部屋にグレードアップ頂きました。
早速、夕食は1階の広間で。すき焼きプランで予約していましたが、山菜やわさび漬け、びんちょう鮪やホタテ貝の刺身も付いています。メインのすき焼きは、野菜が超大盛!! 女将さんが気前良くて、残していいからと沢山出してくれます(実際、食べきれず残しました。ゴメンナサイ。)でも、やっぱり美味なのは、大和牛と松茸。酒が止まりません。柱時計の時報が、何ともノスタルジックでした。食後は、通りに面したソファーで、コーヒーのサービス。
一休みしたら、通りを挟んだ向かいに建つ、別館の大浴場「行者の湯」へ。別館の玄関正面の階段を下りて、地下1階です。棚だけのシンプルな脱衣場。タイル張りの流し台が、これまたレトロ。浴室にも、小さなタイルを天井まで張り巡らしています。5人分のシャワー付きカランがある洗い場。アメニティは椿系です。5人サイズのタイル張り内湯には、時折ゴボゴボと音を立てて、無色透明の単純温泉(源泉名:洞川温泉「新泉」)が注がれます。源泉30.7℃を、43℃位に加温。肌がスベスベする浴感です。循環濾過ありですが、塩素臭は気になりません。タイル画を眺めつつ、まったり湯浴みできました。
朝食は、昨晩と同じ広間を、カーテンで仕切った個室?で。虹鱒の甘露煮や牡蛎入り名水湯豆腐など、地のものを活かしたメニューがいい。食後には、またコーヒーのサービスも有り。こうした家庭的なサービスも、嬉しいものです。お土産に「ごろごろ水」を頂いたり、「こまどり」さんという喫茶店の駐車場代1000円も宿で負担頂いたりと、至れり尽くせりでした。
主な成分: ナトリウムイオン87.2mg、カルシウムイオン8.0mg、フッ化物イオン3.0mg、塩化物イオン24.2mg、硫酸イオン3.2mg、リン酸水素イオン3.0mg、炭酸水素イオン186.7mg、炭酸イオン9.6mg、メタケイ酸100.8mg、成分総計0.439g12人が参考にしています