-
中村城跡の高台に佇む、四万十川を一望する一軒宿。土曜日に、一泊二食付きで利用して来ました。この日は、3階の客室「藍宵」を用意。8畳次の間付きで、卓袱台が和みます。夕朝食は、1階の食事処へ。鮎の塩焼き等の四万十の川の幸や、鰹のタタキ等の高知の海の幸が並びます。お品書きはありませんが、スタッフの方の丁寧な説明。朝日蟹の巻物や、四万十鶏の陶板焼きは初めていただきました。量は適量で、デザートの自家製胡麻プリンまで美味しかったです。一休みした後、再び1階へ下り男女別の大浴場へ。深夜に男女入替わりとなりますが、男性は「山河の湯」へ。8人サイズの石造り内湯には、無色透明のアルカリ性単純温泉(源泉名:新安並温泉)が満ちています。源泉26.8℃を、40℃位に加温。循環ですが、塩素臭はしません。PH9.45で、肌がスベスベする浴感。続いて、外の露天風呂へ。東屋風の屋根が付いた、8人サイズの石組み浴槽で、湯温は40℃位。夜景はわずかしか見えませんでしたが、満天の星空を見上げ、就寝前にまったり浸かれました。翌朝は、もう1つの浴室「木漏れ日の湯」へ。6人サイズの石造り内湯は、湯温40℃位。次に外の露天風呂へ。傘型の屋根が付いた、8人サイズの石造り木枠浴槽で、ここだけなぜか微白濁。チラチラと降る雪を眺めつつ、のんびり湯浴み。朝食後も、ゆっくり満喫できました。近隣に桜の名所である為松公園があり、春にまた訪れてみたいです。
10人が参考にしています