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名鉄瀬戸線の終点、尾張瀬戸駅から少し東に行きまして、最初の橋を渡り、100mほど南下したところにあります。玄関は大きな通りに面しておらず横向き。脇に少々駐車スペースがあります。クラシック系の外観でして、正面から見る木造の雰囲気は、ある種の風格を感じさせてくれます。昭和30年くらいからの建物でしょうか。サイドはコンクリでして、煙突は太くて長いコンクリート製です。
入口から男女別になっていまして、三和土に番台があるタイプ。脱衣所は普通サイズで、名古屋牛乳のドリンク冷蔵庫あり。ロッカーは扉にガラス窓が仕込んである代物で、こちらもなかなかの年代物かと。浴室との間の壁は豆タイルで絵が描かれています、ちなみに、浴室内にも豆タイル画がありました。
浴室は男女境界壁沿いに大きめの浴槽があり、裏のボイラー室から常時湯が投入されているようです。湯温は43℃と高め。常時オーバーフローありとなっています。かなり熱いです。奥の壁沿いにも浴槽が並んでいて、1つが漢方薬風呂。こちらは薬草の入った袋が浮んでいまして、40℃ほどの中温です。隣は電気風呂と小浴槽で、この小浴槽がスパルタンな温度でした。大体45℃くらいかな。身体がまだらになってしまいました。これはかなりです。
常連さんの話ですと、温度はあまり安定しておらず、当日は薬草風呂が珍しくぬるかったとのこと。大浴槽も45℃ほどになることが珍しくなく、そうなると入れる浴槽がなくって…とのこと。心臓に負担がかかりますからね。ちなみに湯は地下水を沸かしているようで、温泉とかではないそうです。消毒臭は無感で、いいコンディションの湯でした。新湯の投入が常時ありますし、湯使いのよさはなかなかのものです。クラシック系のお風呂に興味のある方は、是非入ってみてください。5人が参考にしています