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投稿日:2014年6月3日
屋上の源泉風呂がなかなか (高槻天然温泉 天神の湯)
鸚鵡鮟鱇さん [入浴日: 2014年4月15日 / 2時間以内]
33.0点
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JR高槻駅と阪急高槻市駅の間をつなぐ商店街の一角にあります。ホテルを併設していまして、都会的なセンスを感じさせるビル型の建物となっています。
お風呂の受付は4階になっていまして、エレベーターで上がります。ここで靴箱の鍵とロッカーキーを交換します。
お風呂はさらに上がって5階が脱衣所になっています。こちらはかなり狭いです。スペース的な制約がきついのかもしれません。落ち着いた雰囲気で、ロッカーキーも電子錠と今風な感じが光ります。
浴室もスペース的な制約があるため、縦に伸びた構造となっています。入ってすぐのところにスチームサウナと水風呂、それから循環の浴槽が1つ。階段を上がると温泉の中に炭酸を投入した人工炭酸泉、さらに階段を上がり外に出ますと露天風呂。もちろん結構な高さがありますので、目隠しはあるものの眼下に阪急電車の高架が見えたりしています。こちらは電気風呂がくっついた代わり湯に壷湯3基、小さな循環浴槽にこれまた小さなかけ流しの浴槽2段。上段がかけ流しで下段が一部循環併用となっているのかも知れません。主にこちらの小さな上段の浴槽に陣取り、空いていることをいいことに長居することに成功しました。泉質は単純泉で低張性、弱アルカリ性、低温泉となっています。スペックとしては、33.8℃、0.585g/kg、560L/min、pH7.9とのこと。掘削震度22mと、それほど掘ったわけではないのですが、微モール臭のする存在感ある湯が楽しめました。よく見ますと、微細な泡つきが認められています。ガス成分が溶けているようです。つるつるした肌合いも感じられますね。湯使いは、源泉かけ流しの浴槽で、加温、消毒あり。それ以外の浴槽は循環もしています。明らかに循環した浴槽は香りの点で一歩譲る形になっていましたので、可能であれば一番奥のかけ流しを堪能したいところですね。ちなみに、消毒臭は特に感知しませんでした。
ゆったりした「都会の癒し」を意識した施設かなと思います。個人的にはこの界隈できっちりと存在感ある「温泉」が楽しめることが第一のポイントと思っていますので文句なしといったところです。ちょっと価格が高いのが気になりますが、長居前提で近くに来たら再訪ありと思っています。15人が参考にしています
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