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JRの弁天町駅から中央大通りを西へ。R43を過ぎて1つ目の信号を右に入ります。広い4車線道路を越えて2本目を左に入ったところになります。付近は大きなビルもあるようなところですが、この界隈は静かな雰囲気です。その中にひっそりと建っています。レトロな2階建ての建物で、中太煙突です。屋号は丸タイルで描かれていまして、このフォントがなかなかそそります。
番台式で脱衣所は普通サイズ。毎日牛乳の冷蔵庫です。天井は織り上げ式の格子天井になっています。
浴室は意外に奥行きがあり広いです。深風呂は44℃、浅風呂は42℃くらい。湯口から大量にお湯が投入されています。塩素臭は普通レベルです。電気風呂とジェットバスもあります。浴室の床はレトロな石畳になっていまして、この石、立派な御影石でした。この石の部分が「島」になっていまして、周囲のへこんだところが水路になるというパターン。ですので、「田」の字に水路が走っています。奥には増築したようなところがありまして、入浴剤浴槽は1人用で「トルマリン」でした。40℃とぬるめでした。あとは水風呂とスチームサウナでした。水風呂はどういうわけかぬるかった。季節的には水温はもう少し冷たくていいのですが。ちょっと不思議です。
昔からの風情でやっているところだと思いますが、不便さはなく日常のお風呂としてちょうどいいかなといったところです。結構賑わっていまして、まだまだ現役で頑張ってくれそうな気がします。お風呂屋さんを中心とした賑わいは大歓迎。是非とも続けていってもらいたいですな。11人が参考にしています