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国道166号線の高見トンネルを東に抜けて、ループ状の道を下っていくこと5kmほど。右折を指示する小さな看板がありまして、車幅分しかない山道を登って行きます。しばらくすると眼下にテニスコートなどが見えてきますのでそちらへ入りますと、大きなコテージ状の建物があります。こちらが山林舎です。
宿泊施設のお風呂なのですが、一般にも安価に提供されています。ただし、不定期に休みがありますので前もって確認されてから訪問しましょう。
脱衣所は籠のみとなっています。浴室は内風呂浴槽1つというシンプル系でして、温泉ではありませんが檜の端材を詰め込んだ袋が3つ浮かべられています。この檜から香りが湯に移ってきていまして、わずかながらも森林浴っぽい雰囲気がしていました。まろやかな印象の湯でして、消毒レベルは普通かな。アメニティーは「熊野古道」と書かれたメーカー不詳の3点セットとなっています。
もう少しダイレクトに木の香りがしてもよかったかなぁと思いますが、内容的にはボチボチの線はいっていると思います。価格が315円と銭湯価格よりも安価ですし、通りすがりにちょっと脇道にそれて入っていくのもいいのではといったところです。3人が参考にしています